• 50名無しさん
    2016/06/21(火) 22:29:40 ID:6sNiXEs2O
    日本の周辺各国が軒並みステルス機を持とうとしている現在ステルス機をも発見出来るレーダーを持つことは必須の課題です。
    我が国が現在開発中の通称マイモレーダーというレーダーはバイスタティックレーダーの一種で第五世代ステルス機であるアメリカ軍のF-22ラプター戦闘機をも探知出来るようになることを目指しています。
    そういう開発を行うためには探知実験に使う標的として高性能なステルス機が必要不可欠となります。
    高性能なステルス機はどこの国も売ってはくれないので探知実験に使用するためには必然的に自前で開発して持つしか道はないのです。
    現在日本が開発中の先進技術実証試験機X-2の大きな目的の一つは正にこれなのです。
    マイモレーダー開発に最大限寄与すること。
    マイモレーダー実用化の暁には諸外国のステルス機も脅威度がかなり軽減されるがもしも実用化出来なかった場合日本は諸外国に侵略され放題になります。
    これはどう足掻いても避けられません。
    現在世界各国が持つもしくは持とうとしているステルス機への要求能力は国によって微妙に異なります。
    世界でも一番進んでいるアメリカのF-22ラプターの場合は高性能レーダーは搭載しているもののマイモレーダーやIRST(赤外線捜索追尾システム)は搭載していません。
    実質的には現在ステルス戦闘機を実戦配備出来ている国はアメリカだけだから無くても大丈夫だ勝てるという自信の表れだと思います。
    ロシアが実戦配備に向けて開発中のスホーイT-50はアメリカのF-22ラプターほどのステルス性能は無いといわれていますが日本が開発中のマイモレーダーのような使い方をするのでしょう機首のレーダー以外に複数のレーダーを機体各部に備えていて第五世代ステルス戦闘機を探知出来る能力を目指しているようです。
    近距離戦闘に備えIRSTも搭載しています。
    ステルス機開発を含む軍備拡張に世界一熱心な中国の場合は宣伝活動は盛んですが高機動性を支えるエンジン技術やステルス技術や電子機器技術については不透明な部分が多く実際のところは只今先進国の技術パクリに奔走中といった感じです。
    計画や構想だけはたくさん大風呂敷を広げまくっている韓国の場合は元々先進技術なんて自前では何も持っていないためステルス技術やエンジン技術や電子機器技術はもとより実機の実現自体が無理な様子です。
    口で言っているだけというような状態で言うだけなら只ですからね。


    ・地上設置型マイモレーダーについての説明資料。


    ・アメリカ軍のF-22ラプター量産型機(初号機は1990年に初飛行)の写真。

    ・ロシア軍のスホーイT-50生産型機(初号機は2010年に初飛行)の写真。


    を貼ります。


    マイモレーダーとはマルチプルインプット&マルチプルアウトプット・レーダーの略でレーダー発信機から微妙に角度を変えた電波を複数発信し返って来る電波を複数の受信用アンテナで受信して解析し敵の位置を探知する新型レーダーのことです。
    日本のステルス機はこのマイモレーダーの機上搭載型の実用化を目標にステルス機でも探知出来るような複眼的な虫の眼レーダーの実用化を目指しています。
    実用化出来れば常時全周警戒可能な戦闘機になります。
    日本の場合はもうすでに何年もマイモレーダーの研究を行っていますしIRSTについてもしかりです。
    アメリカも日本のこの技術に触手を伸ばして来る可能性ありです。
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