恋には専門家がいっぱいいるんだ・僕はブサイク芸人と呼ばれてるけど、国が変われば僕をイケメンと言ってくれる人もいる。つまり男前や美人だけがモテるわけじゃない。｢ブサイクだから｣｢太ってるから｣と悩む人も、周りを見渡してください。その道を研究する“専門家”がいるはず。あなたの悩みは個性であり、“資格”。個性もなくモテない人のほうがよっぽど心配です。ぜひ自分を求める専門家を探してみて。

恋のスピード違反は取りしまれない・恋は盲目じゃないけど、好きになってしまったら危険だとわかっている道でもフルスピードで突き進んでしまうもの。どんなに優秀な警官でも、こればっかりは取りしまれない。ただ、事故ったときのために、エアバッグは搭載しておいてほしい。ハートから流れ出す血をやさしく受け止めてくれる、仲間というエアバッグをね。

失恋は、新たな出会いへのトランジット・失恋はつらいけど、その場に止まっているだけで後退しているわけじゃない。例えるならトランジットみたいなもの。周りには同じように乗り継ぎ便を待つ人がたくさんいる。自分だけが寂しい思いをしているわけじゃないんです。ひとりじゃない。誰かに話しかければ、恋心が生まれるかもしれない。失恋したら｢新たな出会いを求める集まりに入ったんだ｣と思えばいいんです。

好きな人の心の登場人物になる・恋愛を成就させるには、好きな人の心にいつづける、登場しつづけることがなにより大切。LINEやメールで、毎日｢おはよう｣って送るだけでもいい。そうすることで、｢僕は今、眠りから目覚めたよ｣って相手に伝えることができるから。あいさつを欠かさないだけでも状況は変わることがあるんです。初めは脇役でOK。諦めずにつづけていれば、いつしか好きな人の心の主役になっているはず。

100個の言葉より、ひとつのKISS・｢好きだ｣｢愛してる｣という言葉で愛情表現ができるのは人間だけ。でも言葉で気持ちが伝わらない時には“獣”になって強めのキスをするのをオススメします。口は第2の性器と言われていて、唇と唇を重ねることで本能的に相手と合うか合わないかを感じられる場所。唇同士が触れ合った時の温度から初めて伝わることもあります。言葉と同じぐらい、一度のキスを大事にして。

楽しみはカウントダウンスタイルで・目標をクリアしたら、自分にご褒美をあげてほしい。｢ごちそうを食べる｣とか、小さなことでいいから。好きなことをやっていても、ツラくなるときはある。｢あと10日もがんばらないといけないのか……｣ってね。でも、ご褒美があれば、｢焼肉まで、あと10日！｣｢あと9日！｣って、カウントダウンしながら楽しめるでしょ？小さなご褒美が、好きでいつづけさせてくれるんですよ。

愛はお金で買えない……こともない！・｢お金がなくても愛があれば幸せ｣という考え方もあるけど、お金が山ほどあれば、旅行に行ったりプレゼントを買ってあげたりと好きな人の願いをすべて叶えられるかめしれない。つまり、相手を喜ばせるためには、資金力も大事。ただお金で売り買いした愛情を一度体験してしまうと、そこから抜け出せなくなるので、お金に支配されないように気をつけよう。

人生は二択の連続だ・人生って｢やる｣か｢やらないか｣のふたつにひとつ。｢できるけどやらない｣｢できないけどやってみる｣って進み方もある。要はきっちり把握しておくこと。｢なんとなく｣がいちばんダメで、｢できないけどやる！｣って自分でわかっていれば、失敗しても挑戦した自分に誇りがもてる。二択の答えと理由を明確にしておけば、たとえつまずいてもポジティヴに立ち上がれるはず！

アナタ以上に、アナタの周りには、アナタの魅力を知ってる人がいる・アナタの友達は、アナタが魅力的だから一緒にいるんです。だから、恋においても仕事においても、自分の得意分野、苦手分野は、友達に聞けばいい。占い師10人がかりでも、アナタの本当の魅力は見いだせません。そうやって自分の取扱説明書を友達に作ってもらい、恋に立ち向かえばいいんです。その代わり、周りから悪口が出ないよう、魅力的でい続ける努力はしないとね。