Header
トータル:98HIT
広告募集中
大学で日本の郷土史を研究している私は、休みを利用して、地方の海沿いの道路を歩いていた。
道路から階段が伸びていて、下には岩場がある。
ふと下りてみると、そこに1人の少女がいた。
少女は岩場を、何かを探すように歩いていた。
「何か探しているのですか?」私は声を掛けた。
少女は「貝を、幸せの丸い貝を探しています」と言った。
その貝は希少で高級なのですか?と問うと…違うと言う。
食用?訊ねると、食べる人もいる‥と言う。
食用にもなる貝が郷土料理に必要なのだろうか。
↓続きます