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NGT48の誹謗中傷で男逮捕 継続中の誹謗中傷案件は数百件規模
7/21(火) 16:07
配信
デイリースポーツ
NGT48の誹謗中傷で男逮捕 継続中の誹謗中傷案件は数百件規模
アイドルグループ・NGT48のメンバー5人を中傷する内容をツイッターに投稿したとして、警視庁は21日までに名誉毀損の疑いで、東京都新宿区、職業不詳の角昭宏容疑者(50)を逮捕した。
NGT48では、2018年12月に当時メンバーだった女優・山口真帆(24)が、新潟市内の自宅で男性2人から暴行される被害を受け、19年1月に自身のSNSで告発。運営側を厳しく非難し、意見の相違が埋まらないまま同年5月に卒業した。当該男性2人は新潟県警に逮捕されたが、後に不起訴処分になっていた。警視庁によると、角容疑者はこの事件に触れ、「メンバーに対する不信感や怒りがあり、イメージダウンを狙った」と容疑を認めているという。
NGT48の運営会社「Flora」の岡田剛社長(42)は同日、新潟市のNGT48劇場で行われた「NGT48 今後の活動に関する発表会」に出席。「絶対に許せない。(容疑者は)SNS上の情報を見て、それでメンバーが事件に関与していると思っておとしめようと思ったと…。ありえないというか、あってはならない。デマによってメンバーが傷つくことはあってはならない。しかるべき対応をしていきたい」と語気を強めた。
さらに「大多数の(誹謗中傷の)投稿をしている方は把握している。警察の方と相談してメンバーを守る対応をしていければ」と名言。続けて「卒業したメンバーにも誹謗中傷が続いている。当事者でしか対応が出来ないが、何とかしてあげたい」と慮った。
NGT48の関係者はデイリースポーツの取材に対し、「警察にはSNSのコピーなど200ページ以上を提出し、2時間か3時間ぐらい説明をさせていただいた」と説明。今回の逮捕を「氷山の一角だと思っています」とし、誹謗中傷の対象がメンバー個人のみならず運営会社にも及んでいること、継続中の案件が数百件規模であることも明かした。