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高次元捕食獣レッサーボガール
ウルトラマンメビウス(2006) 第21話『虚空の呼び声』、第22話『日々の未来』
身長:2~47m
体重:200kg~4万7千t
ボガールの同族。
何でも喰う旺盛な食欲はボガール同様だが擬態能力を持たず知能も低いなどボガールより未熟。
通常は人間大で群れを成して行動し同族の死体を喰うことで急激に質量を増し巨大化。
巨大化時は頭部に角のような突起が発生、腕も異常に発達し波動弾を放つ。目から放つ怪光線も武器と。捕食時は伸縮自在の舌状の触手で獲物を捕らえ肥大化した捕食器官を展開し飲み込む。背中の羽根状の器官はボガールモンスで口、レッサーボガールの場合は時空湾曲能力によって次元を食い破るようにして空間の歪みに消える。
ウルトラゾーンと呼ばれる宇宙空間内にある怪獣墓場の小惑星に多数が生息、漂着した宇宙船アランダス周辺で探索を行うGUYSと交戦。生き残った個体が巨大化しメビウスと戦うがメビウスブレイブのメビュームナイトブレード・アクティブレードアタックで一閃され爆死。
第22話で仲間の匂いを辿り次元を跳躍し3体が地球に現れる。2体は人間体のままミライが放ったメビュームスラッシュで倒され死肉を喰らって生き残った1体が巨大化。変身しようとしたミライを怪光線で気絶させ1度はリュウの乗るガンウィンガーを巨大な口を展開して捕食しようとするが目が覚め現れたメビウスにより阻止。メビウスと交戦するもガンフェニックストライカーのインビンシブルフェニックスを受け深手を負い次元を超え逃げようとしメビュームシュートを受け倒された -
優美宇宙人アンヘル星人トーリ
ウルトラマンメビウス(2006) 第23話『時の海鳴り』
身長:2m
体重:100kg
クロノームに母星を滅ぼされ地球に移住。善良で鳥や天使を連想させる美しい姿。
地球で人間の姿で桐李と名乗る。多発する連続失踪事件の犯人をクロノームと推測し刑事を名乗りマリナに接近。捜査するがクロノームにより過去の時間に引きずり込まれる。
ミライの正体を見抜き一緒にマリナを探しクロノームと戦うがクロノームの光弾からマリナを庇い絶命。
祖父の死に落ち込んでいたマリナを励ました張本人だが死の直前に過去のマリナに今見たことを忘れるよう暗示をかけマリナの彼に関する記憶は失われる。心の奥底でトーリのことを覚え最初に会った時に奇妙な懐かしさを感じる。
マリナはトーリの遺品であるハンカチを大切にする -
時間怪獣クロノーム
ウルトラマンメビウス(2006) 第23話『時の海鳴り』
身長:50m
体重:4万5千t
知性体の記憶を利用し過去の世界に時間移動。出現の際に海鳴りのような音を発する。過去にアンヘル星を襲撃しアンヘル星の時間や記憶の流れを狂わせアンヘル星を滅亡。
優れた聴力で自分の居場所を探すマリナ、クロノームを敵とするアンヘル星人トーリを抹殺するためマリナの欠落した記憶を利用し7年前の時間へ引きずり込み少女時代のマリナを抹殺しようとした。
武器は触覚から発する赤い光弾、電流を放つ触手。一時的に時間の狭間に身を隠し攻撃。
メビウスとの戦闘で時間の狭間に隠れ触手攻撃と光弾でメビウスを追い詰めマリナに弱点の触覚を攻撃されメビュームシュートを受け爆発。
行方不明になった人々と共に無事に現在の世界に戻る -
マケット怪獣ファイヤーウィンダム
ウルトラマンメビウス(2006) 第24話『復活のヤプール』ほか
身長:ミクロ~40m
体重:0~1万1千t
GUYSの戦力の一つであるマケット怪獣のウィンダムをGUYSタフブックでカスタマイズし強化。
左腕にファイヤーアタッチメントを付け放つ火炎弾にはゼットン、パンドン、ブラックエンドの火炎のデータが組込まれる。
機能テスト時にホログラムのバードンやムカデンダーを一撃で粉砕。
実戦でロベルガーの出現時に始めて実戦投入されロベルガーに苦戦するメビウスのピンチを救うなど活躍 -
一角超獣バキシム
ウルトラマンメビウス(2006) 第24話『復活のヤプール』
身長:65m
体重:7万8千t
ヤプール人の怨念で蘇った怪獣兵器「超獣」の一体でドキュメントTACに記録されるバキシムの復活体。
メビウスへの復讐のためヤプールの作戦のサポートとGUYS殲滅が主な任務。
両手のスパイクや鼻から発する火炎、両手を合わせ発射する紫色の破壊光線、頭の角ミサイルなどが武器。
「赤い雨」の調査に赴いたミライとリュウを異次元から空間を割って襲撃しリュウを拉致し体にヤプールの怨念を憑依。
リュウに憑依したヤプールに誘導されGUYSタフブックとマケット怪獣を使った新型メテオールの実験場に出現。ヤプールと合流しフェニックスネストを襲撃しようとした。
ヤプールの工作で混乱するGUYS、孤立状態になったメビウスを苦戦させ士気を取り戻したGUYSの援護攻撃で形勢を立て直したメビウスのメビュームナイトブレードで倒された -
異次元超人 巨大ヤプール
ウルトラマンメビウス(2006)第24話『復活のヤプール』、第43話『脅威のメビウスキラー』、第44話『エースの願い』
身長:50m
体重:8万2千t
赤い雨を降らせ再び復活。巨大ヤプールの幽霊の姿で一族を滅ぼされた深い恨みを晴らすべく狡猾な策と数々の超獣を駆使する一方、メビウス=ヒビノ・ミライをテレパシーで挑発し周りの信用を失わせようと企むなど北斗星司=Aと戦った当時の悪辣な手段や性格はそのまま、GUYSやメビウスを倒そうと暗躍。
第26話で対ヤプール用メテオール「ディメンショナル・ディゾルバー」により異次元のゲートを半永久的に塞がれ野望も潰えたかに見えた。
黒ずくめの男の姿となって再び暗躍を開始。今度は完全な実体を得て封印を破ったか不明だが本人いわく「怨念を晴らすまでは何度でも蘇る」。
皇帝(エンペラ星人)に仕える暗黒四天王の1人で地位は永らく空位であった「邪将」の座に就いている。メビウスを倒し皇帝に地球を献上した後ほかの四天王を超獣に改造し自らの僕にしようと企み3人に対し息巻く。
ガディバを使いメビウスのデータを収集するとメビウスのデータを読み込んだガディバをエースキラーに同化させメビウスキラーと化しメビウス打倒を図る。
メビウスキラーが倒され消耗したミライを異次元空間に引きずり異次元に拉致した傲慢で自己中心的なジャーナリストのヒルカワ・ミツヒコを唆しミライを始末させようとすると同時にミライに対しヒルカワの自分だけ助かろうとする醜悪な行動を見せつけ地球人に対する失望感を煽る。ヒルカワがミライの殺害に失敗するとヒルカワに「化け物」と罵倒され動揺したミライに地球人がヒルカワのような身勝手な生き物と嘯き彼の失望感を増長させ仲間にしようと企むが拒否され巨大化しメビウスと対決。
物理的攻撃を遮断する念動力に加え右手からの光線などメビウスとの戦いを優位に進めミライやヒルカワとともに拉致したジングウジ・アヤ、北斗=Aに励まされ奮起しバーニングブレイブへ再変身したメビウスの反撃に遭いメビュームバーストで倒される。
消滅する際に皇帝と四天王の存在をメビウスに告げ「破滅の未来で待っている」と呪いの言葉を残す -
蛾超獣ドラゴリー
ウルトラマンメビウス(2006) 第25話『毒蛾のプログラム』
身長:67m
体重:5万8千t
ドキュメントTACに記録されるドラゴリーの復活体。
ヤプールの復讐のため復活したと思われフジサワ博士曰く「ちょっとおバカな超獣」で復活の際33年前に出現した時に命令された「地球に接近する『妖星ゴラン』を破壊するため作られたミサイルを破壊する」というプログラムを実行し目標のミサイルを探し回る。
武器は目と口から放つ電撃状の破壊光線。怪力も健在で片手でメビウスを簡単にねじ伏せる。蛾の姿に変身し人間に憑依し記憶を読む。
存在しないミサイルを探す最中フジサワ博士に憑依し対ヤプール用メテオール「リージョン・リストリクター」を利用しミサイルをフェニックスネストごと破壊しようとしドラゴリーの襲撃を予測したフジサワ博士に一杯くわされ撤退。
実体化しメビウスと戦い撤退しようとして開いた異次元のゲートをリージョン・リストリクターで塞がれ隙を突かれメビュームナイトブレード・ブレードオーバーロードを受け倒された -
ミサイル超獣ベロクロン
ウルトラマンメビウス(2006) 第26話『明日への飛翔』
身長:55m
体重:4万4440t
ドキュメントTACに記録されるベロクロンの復活体。
対ヤプール用メテオールの開発妨害、本格的な地上攻撃の第一陣となることが目的。
武器は背中の突起と口から発射する無数のミサイル。背中から発する小型ミサイルの性能が飛躍的に上昇。圧倒的なミサイルの弾幕は攻守双方で優れた効果を発揮。
メテオールの開発に着手したフジサワ博士、ミサキ、サコミズ隊長の3名を襲撃しサコミズ隊長を負傷させ再度出現。
ミサイル弾幕でGUYSをてこずらせ異次元のゲートをメテオール「ディメンジョン・ディゾルバー」で塞がれメビウスとガンフェニックスの同時攻撃で倒された -
プロトマケット怪獣ゼットン
ウルトラマンメビウス(2006) 第27話『激闘の覇者』
身長:60m
体重:3万t
ドキュメントSSSPに記録の残るゼットンのデータをもとにGUYS総本部が試作したマケット怪獣のプロトタイプ。
GUYS隊員に「ウルトラマンを倒した忌まわしい怪獣」と忌み嫌われ当初マケット怪獣化を反対する声もあった。
能力は本物のゼットンに忠実で口から火球や光波バリアー、テレポーテーションに加え相手の光線技を吸収し打ち返す。
戦闘シミュレーション中に暴走を起こしバーチャル空間を通しGUYSのネットワークシステムに対し攻撃。
メビウスのマケットすら簡単に退けバーチャル空間に入り込んだ本物のメビウスに互角以上に渡り合う。
隊員たちの声援、援護として投入されたミクラスとウィンダムとの連携でメビウスが有利となりライトニングカウンター・ゼロを受け消滅。
ゼットンのデータは念入りに消去
ウルトラマンメビウス(2006) 第8話『戦慄の捕食者』、第11話『母の奇跡』、第18話『ウルトラマンの重圧』ほか
身長:40cm
体重:4kg
偶然が重なり誕生したマケット怪獣で手で抱えられる程度の大きさ。「リム」は「リミテッド」の略語。
戦力としての観点では何の役にも立たないが大人しく愛嬌がありCREWGUYSジャパンのマスコット的存在として様々な場所で出現。
大人しい性格とは言え放電パワーは強く人を気絶。
他のマケット怪獣と同様に活動限界時間は1分だが再出現に必要なエネルギーを1秒以下でチャージできるので連続し出現。
ミクラス同様コノミに懐く。
電撃を弱点とするボガール対策としてマケット怪獣のミクラスに過去の電気怪獣ネロンガと、エレキング、エレドータスのデータを組み込み電気能力を持たせようとし粒子加速器の故障に加えエレキングとの戦いで敗北した記憶を持つミクラスがエレキングの情報を拒否。飛び出した情報がリムエレキングとして実体化。
怪獣を倒せる程の力はないが時々フェニックスネストのあらゆる場所に出没し混乱。ちょっとでも怖いことがあるとすぐ消える。
ミクラスはネロンガとエレドータスの情報から電気を扱い更に透明能力を持つ。
トリヤマ補佐官の「官公庁にはマスコットが必要」との言葉の元にGUYSジャパンのマスコットに正式採用。
色んな場所でひょっこり登場し様々な困難にぶつかって苦悩する隊員たちを和ませ励ますムードメーカーとして活躍