• 135名無しさん
    2016/09/14(水) 22:34:53 ID:.0SPqgFUO
    さて現在のステルス戦闘機に話を戻すとステルス戦闘機でも必要とあらば機外に装着する増槽を装備して出動します。
    基本、長距離進攻が必要でステルス性を重視しなくてもいい場合などです。
    たとえステルス戦闘機であっても増槽や爆弾やミサイルを機外に装備すればステルス性能が台なしになり発揮出来なくなります。
    そのためステルス戦闘機の必須条件としては爆弾やミサイルは機内格納式とされその状態だとステルス性能が発揮出来る作りとなっています。
    ステルス爆撃機やステルス攻撃機も同じで装備品は全て機内に格納出来ることが求められます。
    隠密出撃の場合は装備品を全て機内格納する。
    隠密でなくてもいい場合は機内にも機外にも装備品を装着して出撃するというわけです。
    基本的な運用方法はそうなのですが実際に日々使用することとなってみると微妙に変化が起きて来ています。
    近々日本の航空自衛隊にもステルス性能を持つF-35AライトニングⅡがお目見えするはずですがしばらくの間はスクランブル任務には就かせない方針のようです。
    なぜかといえばスクランブル任務で出て行けば中国軍やロシア軍にとってはF-35AライトニングⅡのステルス性能を間近にモニタリング観察出来る絶好の機会になってしまうからです。
    しかし大金をかけて最新機種を導入しておいて防空任務に使えないのは無駄な話。
    当面はスクランブル任務に就かせず同一機種を導入している諸外国の使い方も参考にしながら普段はステルス性能を表に出さない形で運用していく方針のようです。
    具体的にはわざと機外に装備品を装着して使用するみたいです。
    レーダーに普通に映る状態です。
    ということは相手を撃墜するつもりがある時は最初から機内格納した兵器のみで出撃して相手が気付かないうちに相手の探知能力圏外から攻撃をしかけ確実に撃墜するということになります。
    仮に何らかの理由でこれが出来ず接近戦の格闘戦になったとしても機外装備を付けていないステルス戦闘機はステルス性能も高いうえに空気抵抗も低いため性能をフルに発揮出来るのに対し装備類を全て機外にぶら下げるしかない第四世代戦闘機は空気抵抗も高いうえにあまり高いGをかけられない(無理矢理高いGをかけた機動を行えば自分自身が空中分解してしまう。)ため機動性も急低下することもありステルス戦闘機に勝てる勝算はほぼありません。
    たとえばアメリカの第五世代戦闘機であるF-22ラプターとロシアの第四世代戦闘機であるSu-35Sが戦ったとしたらほとんどの場合Su-35Sは相手にすらならないということです。
    第四世代戦闘機と第五世代戦闘機の能力格差はそれほどに凄まじいということなのです。


    ・600ガロンの増槽を二本機外装着したF-22ラプターの写真。


    ・機外装備を一切装着せずミサイルを機内格納したF-22ラプターの写真。(写真は兵器倉の扉を開いた状態。)


    ・今の中国軍の実質的な主力を成している第四世代戦闘機 瀋陽 殲16 / 成都 殲10 / 成都 FC-1 / 瀋陽 殲15の写真。(これら全ての機種は第四世代戦闘機なだけに格納式兵器倉は持っておらず装備は全て機外装着式)(殲15と殲16は姿からしてロシアのスホーイSu-27フランカー系戦闘機にそっくりそのままでソ連/ロシアのパクリに欧米からパクった技術を組み込んだ中国製です。したがって本家より高性能である保証は全くありません。)


    を貼ります。
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