• 128開発された当時オカルトとされた技術のひとつ 「トゥールビヨン」
    2019/02/01(金) 20:31:13 ID:77sP5tEw0
    トゥールビヨンとは機械式時計に搭載される機構の1つで、時計の姿勢差を克服するために発明された特殊な脱進器(エスケープメント)のこと

    トゥールビヨン(Tourbillon、フランス語で「渦」の意 )は、懐中時計など可搬で任意の姿勢をとりうる(任意の方向に重力による加速度が掛かる)機械式時計において、内部の一部の構造全体を回転させることにより、姿勢差による系統的なズレをキャンセルし克服する機構ないしそれを採用した時計、及び特にその中心部であるそのような脱進器のことである。「ツールビロン」「タービロン」とも呼ばれ、フランス人時計師アブラアム=ルイ・ブレゲの発明がその嚆矢とされている。
    そのブレゲがトゥールビヨンを発明した時期ははっきりしないが、1801年6月26日にトゥールビヨンの特許を取得している

    部品の点数が増える、各部品を極めて軽くかつ高精度に作らなければならない、微妙な調整が必要で組み立てに高度な技術を要求される、1本製作するのに長い時間がかかるなどの理由で、トゥールビヨンは非常に高額であった。そのため長らく、パーペチュアル・カレンダー、ミニッツ・リピーター等と並ぶ最高級機械式時計の代名詞のひとつとなっていた。

    しかしながら2000年以降、生産技術の発展等により量産され10万円未満で入手可能になるなどコストダウンの方向に進んだトゥールビヨン(安い中華製がある、ただし、オーバーホールにお金がかかり、使い捨てになることもいとわず買う人もいます、オンライン取引で簡単に今では購入できます、店頭にはまず並ばないです)も現れ、他方、高級モデルの中にはキャリッジを立体的に回転させるものも現れるなど、多様化が進んでいる。

    トゥールビヨンは、時刻の誤差を最小限に試み、姿勢差の補正に拘っていましたが、実は、利用環境の温度(差)の方がはるかに大きかったようです
    いまでは年差5秒の腕時計が、はるかに安く手に入ります(シチズンで50万円前後、それ以下です、自分は、それでもボーナス支給日の即金では買いません)
    トゥールビヨンは、小さいですが、メカがチマチマと動くのを見続けるのも楽しいはずです(マニアが、ブランドに拘らないで中華製の安いのでも積極的に購入するのも理解できます)

    ジラールペルゴ公式URL:https://www.girard-perregaux.com/en

    ブレゲ公式URL:https://www.breguet.com/jp
    ※添付画像は公式HPから引用しました
     舶来品なんで独創的なデザインになっています
     宝飾時計も腕時計というよりもたぶん宝石に限りなく近いです


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