映画「戦メリ」で三上寛を観た時はあ～この人って凄い人だったんだなあ～って思いました。しかし私の三上寛ショックと言うべきかそれはほんの序章に過ぎずその後役者として「新仁義なき戦い　組長の首」、「沖縄やくざ戦争」に痺れ本職のシンガーソングライターとしてはファーストアルバム「三上寛の世界」に完膚なきまでに打ちのめされました。まさに唯一無二の存在感。映画「戦場のメリークリスマス」はもしかしたら私に［三上寛］という稀有な存在を教えてくれた作品ではなかったかと思っている。

あとがきにかえて。

私が映画「戦メリ」を観た静岡七間町通りの映画街には全盛期には２０館もあったそうですが、現在は静岡東宝会館があるのみです。他の映画館は廃業したわけではなく商業施設セノバ内のシネコンの方に移ったんだけどやっぱり賑やかな映画街時代を知っている人間としては少し寂しいですね。自分も気がつけばシルバー割引がきく立派な年寄りとなってしまいました(本人はまだ４０代のつもりなんだけど…苦笑い)その利点を使って何かを見つけに映画館に行こうと思っています。

【おしまい】