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アメリカ空軍のF-16戦闘機は元々はF-15戦闘機が高性能ながら高価な戦闘機だったため大量装備が困難でそれを数のうえで補う目的で価格が安く小型軽量な高性能戦闘機をという内容で国内航空機メーカーに競争試作させたものでした。
これをLWF計画と呼んでいました。
この競争試作で採用されたのが当時のジェネラルダイナミックス社のF-16ファイティングファルコン戦闘機で不採用となったのが当時のノースロップ社のF-17の改良版F-18ホーネット戦闘機でした。
これでアメリカ空軍はハイ・ロー・ミックスを実現しようとしていました。
アメリカのF-16戦闘機の濃淡二色のグレイで施された迷彩は制空迷彩と呼ばれるものです。
一方日本のF-2戦闘機は元々は支援戦闘機と呼ばれ戦いを支援して日本に攻めて来る敵国の軍艦を空対艦ミサイルで仕留めて日本に入って来させないという役割を負って作られた戦闘機です。
先代のF-1支援戦闘機の時代は対艦攻撃を主任務としてその他の任務はあまり要求されませんでしたが時代が進み日本周辺諸国の軍事力が急速に高まって来た現在のF-2戦闘機では主任務である対艦攻撃以外にも他の任務も出来ることが要求されるようになり対地攻撃、スクランブルや対戦闘機戦闘なども可能なように開発され何時しか名前から支援戦闘機の支援という言葉は削除され単に戦闘機と呼ばれるようになりました。
そして対艦攻撃での行動距離が延びた結果現在のF-2戦闘機では洋上制海迷彩と呼ばれる濃淡二色の青い迷彩へと変わりました。
海面近くの低空を飛んで敵艦艇への対艦ミサイル攻撃を行うのが主任務であり進出距離が延びた結果海面近くの洋上を飛行することが多くなることからこのような迷彩へと進化したものです。
こうやって良く良く見ると日本の装備品は日本防衛にはこんなのが必要だという独自の考え方に基づいて保有していることが良くわかります。
他人(他国)に流されず独自(自国)の考え方をしっかり持っていることの証だと言えます。
そして尚且つ最大速度がマッハ3〜5と超高速であるため一度狙いを付けて発射されれば迎撃や回避はほぼ無理になるでしょう。
2016年度中には試作を終わらせる予定だそうです。
試作が終了すれば次は各F-2戦闘機での装備が始まります。
日本にこんな高性能な空対艦ミサイルがあるのにそれでも敢えて日本の領空領海領土を犯して侵入しようとする外国の軍隊があればこれらの高性能ミサイルの餌食になってもらうしかないでしょう。特に中国人と韓国人には肝に命じておいて欲しいです。
・ASM-3空対艦ミサイル開発の資料。
・日本のF-2A(単座型)戦闘機の急上昇時の写真。
・アメリカのF-16C(単座型)戦闘機の急上昇時の写真。
を貼ります。