乱反射
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コロナ明けには、自分の車で国東半島に行きたい。
●車なら、
景色のいい場所に停めて、じっくり写真が撮れる。
野仏のいます山里まで入っていける。
公共交通機関では、できないことだ。
●車なら、
雪(凍結)や台風でもない限り、天候や気候の影響を受けにくい。
国東半島には車で行くに限る。
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セカンドカーが持てるなら、通勤専用車としての軽自動車というのは賢い選択だ。
それも貨物ナンバーなら、もっといいと思う。動力性能は変わらないし。
一人しか乗らないなら2ドアで十分だし、
荷物運びができる車として役に立つ機会もあるだろう。
セカンドカーがファーストカーにとって代わるかもね。
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ゴミ捨て場から、たくさん掛け時計を拾ってきた。
文字盤がはじめとするデザイン気に入ったから拾ってきた。
動かないなら、代替のムーブメントを調達し、針を換えて再生(改造)する。
部品のストックがないとどうしようもないが、このカスタマイズは楽しい。
仕上がった時計を眺めると、とても安らぐ。
こればかりは、自分でやってみないとわからない感覚だ。
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片面5分のカセットなんて、ちょっと前まで考えられなかった。
今ではカラオケの練習にしたり、
メモ帳がわりに吹き込んだり、
短いから便利なんだね。
さらに、ラジカセなら万能だね。
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手鏡が割れた。
鏡面がフレームから自然に外れて、落ちた。
接着剤が古くなっていたらしい。
100円ショップの品じゃあるまいし。
いや、今どきの100円ショップの品のほうがよっぽど丈夫ではないのか。
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母の形見だったのに。
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転勤で実家住まいに戻り、3人家族となった。
独身寮で使っていた銀色の550ccトゥデイ・バンを持って帰ってきたが、
2ドアの貨物登録では、事実上、二人用でしかなかった。失格だ。
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買い換えに親父が選んだのは4ドアの青いミラ(5MT)。新車で買った唯一の車となった。
なお、当時は普通にマニュアル車が売られていた。
なんと、親父が初めて乗ったパワステの車となった。
それだけで子供のように夢中になり、車を一人占めするようになった。まさに子供だ。
乗りたい時に乗れなくなった私は、自分専用の車を買うしかなかった。
トゥデイに戻った。
黒の5MTを走行3万キロで買った。
もともと、スタイルを気に入っていた車だった。
さらに両親さえ乗らなくなったのだから、2ドアは正しかった。
車を持っていることが一番楽しかった時期だったと思う。
あちこち走った。
一人で車を使うなら、2ドアに限る。
その信念もここから始まった。
ただ、乗用車だった。
貨物登録の中古車をもっとよく探すべきだった。
今となってはそれだけが心残りだ。
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ふと思い立って、名刺サイズのメモ帳を購入して、持ち歩いてみた。
ルポライターになったつもりで、
目についたことを細大もらさず書き留めてみようと思ったのだ。
ごちゃごちゃでわけのわからない、でも楽しいデータベースを作りたかった。
作れそうな気がした。
邪魔にならないミニミニ手帳に落書きするだけのことだ。
ネタには困るまい。
面倒なはずもない。
──ところが、書き込みのペースは落ちていくのである。
しゃれた名前の喫茶店を見つけたら、電話番号と一緒にメモしておく。それだけのこともしなくなっていき、
一週間もすると、手帳を忘れて外出しても気にならなくなった。
やはり、テーマを絞らなければ、目的がはっきりないアイデアは立ち消えとなるらしい。
そのことを学んだ、失敗企画であった。
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百円ショップでまとめ買いした3冊パックのメモ帳が引き出しに眠っている。
この封印は、相当な意志のもとに解くべし。
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黒のトゥデイ(乗用2ドア)がもらい事故で全損したのは2回目の車検に出そうという途上だった。(車検代が浮いた──塞翁が馬)
親父がミラを横取りしたままなので、やはり自分の車が必要となり、
今度は──間違えずに──4ナンバーの純白ミラを走行3万キロで手に入れた。
いやー、エンジンがうるさい車だった。
ただ、運転席からボンネットの地平線が視界に収まるという画期的に運転しやすい車だった。(それでもヘタクソ棒は立てた)
便利な車だったが、ついに親父が運転をリタイアし、運転者は私だけとなり、2台のミラのどちらを残すかという選択を迫られた。
たいした葛藤もなく、2ドア貨物車を選んだ。
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ついに親父が心臓で倒れ、一年の入院のあと老人ホームに移った。
私は事実上の世帯主となり、「自分専用の車」という考えが通用しなくなった。
自家用車としてセダンが要る。
なぜか、そう思った。
ベストセラーという観点で、アルトに決めた。
ワゴンRのような背の高い軽乗用車のブームが始まっていた頃だったが、
あえてオーソドックスなスタイルを選んだ。地味な濃紺も気に入った。
走行5万キロの5MT、はじめは母と、最後は一人で、毎週の買い物ドライブに、父の見舞いに使った。
(気がつけば、13年乗っていたらしい。税金が急に高くなった)
平成17年3月6日、真の一人暮らしとなり、また2ドアに戻ることにした。
デモカーあがりの、最終モデルの銀色のミラ・バン/5MT。走行3000キロ。
今度は運転席からボンネットが見えなかったから、納車前にヘタクソ棒を立てた。
なぜミラを選んだのかと言えば、
歴代ミラの故障が一回もなかったからである。
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井上PAは大分自動車道(上り)にある。
駐車キャパシティは少ない。
自動販売機とトイレだけのミニマムなPAである。
このPAの存在価値は立地条件にある。
ここから4キロ先に鳥栖(とす)ジャンクションがあるのだ。
鳥栖JCTは高速道路の十字路だ。
時速100キロで流れる本線の交差点だ。
ここだけは苦手というドライバーも多い。
手前4キロ。
このPAでリフレッシュしてはどうだろう。
カーナビの設定を変えたり、
運転者が交代したり。
この小さなパーキングエリアの大きな価値に気づいた人が、ネットにクチコミを投稿しているようだ。
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冷蔵庫の温度調整ツマミは【弱】にしてるけど、さらに【節電】なんてボタンがあることに気づいてなかった。
今日からON。
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思い出に溶けてゆく冬の坂の道
磨かれた鏡のよう──見透かされる
黙りこんだ友の横顔をまだ覚えてる
野の花に頼みましょう──春のいそぎ
命、かがやけ!
命、はばたけ!
この心の花に
祈り、こもれ!
砕かれながら
乱反射できるならば
いつまでも世界を
好きでいられる
命、はびこれ!
命、のさばれ!
この心の花を
ひかり、みたせ!
終わりのときに
小さな拍手があれば
いつの日か世界を
愛しく思える
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