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自然から学ぶってことは、いままでの科学を肯定することです

科学の法則は、数学も物理も科学系の学問ならすべて自然からの誘導によって導かれたものです
自然を崇拝するスーフィズムは、物に必ずや魂が宿ることが重要との認識ですが、その魂が教えてくれるのかな・・・・・・・です

自然を動かす根本原則がなにかはわかりませんが、最近では、マトリクスの中の登場人物が、実は、仮想現実に生きているプログラムだったとか、まあ、実際には、大勢の人には考えが及びませんが、その専門分野の学者は真剣に考えているようです(宇宙論とかの専門とかです)
この思想が正しいなら、いままでの宇宙論はすべて間違い、勘違いも甚だしい

誰隔てなく、自然を見ることができます
そこから学ぶことが出来ます
平等の機会です

学者じゃなくても、意見を大勢の人に聞いてもらえる時代が到来しています
それがワールドウェブネットワーク(世界中に張り巡らされたクモの巣のような電子通信網)の「インターネット」です
パソコンだけをスタンドアローンとして使うことから、APPLE社がAPPLETALKを開発して、誰にでも簡単にネットワークが使えるようになりました
それから、DARPAというアメリカの高等研究機関が、インターネットの前身のアルパネットを開放して、誰にでも低価格で、世界中の人と通信が出来るようになりました
それが今では、光回線で、10GBpsになっています
その昔は、100MBpsだったものが、あっという間に、巨大な太い糸になったわけです

スキルさえあれば、他人の助けを借りることも必要でしたが、お金持ちに短期間に成り上がることも出来るようになりました
無料・有料プロバイダーでのホームページサービスから始まって、いまでは、大企業しか利用できなかったCMSを個人で無料で使えるようになりました

このネットワークですが、自然から基本的にカンニングしたものです
数学が基本ですが、その数学も自然の大原則を実は人間なりの解釈で置き換えたものでしかありません
巨大で複雑な図形を単純化することで、数行の関数の方程式に置き換えるとかです
人間なりの解釈ですから、もっと他に簡潔に記載する方法があるかもしれません
サルから進化した人間には自然を全て理解できるはずがないのかもしれません
ロボットなら・・・・・そう考えると、未来はロボットだけになるとか人間の存在の意義はどこにあるのか、依然として不明です(レゾンディートルとか難しい言葉に置き換えることが出来ます)
これまでのどんな哲学も、宗教でも、神学ですら、存在意義について明確な回答をおそらくですが、出していないはずです
あれば、あったで、原理原則になるはずなんです
自然を見ることで、人間を知る手がかりになるはずなんですが、人間の頭脳は有限なんで、未来でどうなるか・・・・・・まあ、予想出来かねますな

自然から受けるものが多いので、崇拝の対象になっています
人工工作物だけの建築物・工作物だけでは、自然の英知を吸収したとは言えないです

水の浄化のメカニズムですが、海から太陽光で熱せられた水蒸気が、上空で冷えて雨になる
雨になって、川を下って、浄水場で浄化されて、家庭への水道配管で水が蛇口から出るわけです
その水は、川を下って、また海水になって・・・・・その繰り返しになります
このサイクルが自然に出来上がったとか・・・・・ちょっと考えれば、おかしいと感じるはずです
人為的に、下水道の水を浄化するとか考える
膨大な費用(人件費、お金、電力、石油、資材など)が発生して、簡単に処理できない汚泥(ヘドロ)も出ます
一方、自然のサイクルでは、汚泥も海水の中で、徐々にではありますが、浄化されていくわけです
さらに、このサイクルは無料で自然から提供されています

自然から学ぶことはまだまだあります

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