>>680 じゃあ昔の妄想話を一つ。私は基本的にこういう活動をする時に車は目的地から少し離れたところに置くべきと自分の中で約束ごとにしているが、大抵ヒヤヒヤするレベルでバレるのは、そういった決めごとを守らずに目的地のそばに停めたりした時だった。

いつもは事前に下見なんかするタイプの方だが、その日はやはり湯気と光が漏れだす窓からシャンプーの良い香りが立ちこめてくる状況、さらに周囲に隣家も少なく風呂窓まで安易に辿り着ける条件に見えたことに対して『これは…』と衝動的に動いてしまった。

風呂窓までの道のり以外にも特にセキュリティが強そうな感じもなかった印象だったため敷地内に踏み込んだが、入り込んで間もなく『ちょっと、そこで何してるの
？』と母親らしき人物が怒号とともに飛び出してきた。『は？マジかよ？』と全く想定外の場所での呼び止めに、さすがに焦る自分。たまたまバットタイミングなだけだったのか、それともセンサー的なものが付けられてたのかは結局は分からずじまいだったが…そんなことより逃げなくてはと近くに停めていた車に乗り込み急発進。しかし隣家も少なく見渡しが良すぎるのが災いしたか、バックミラー越しにもずっとこっちを見ていた。『これはガッツリとナンバーを見られたな…』と私自身は直感で思い帰ってからも、『こんな程度のことで』とは思いつつも、しばらくビクついた昔の話。