195 名無しさん 2020/05/19(火) 12:22:20 ID:V7zbDv7M0 10歳で誘拐、地下室に8年監禁されたウィーンの少女https://style.nikkei.com/article/DGXMZO80920950V11C14A2000000/1998年3月1日の朝、オーストリアのウィーンに暮らす少女、ナターシャ・カンプシュはかばんに勉強道具を入れ、いつものように学校に向かった。ところがそれ以来、彼女は8年にわたって家族の前から姿を消してしまう。ナターシャは10歳だった。誘拐犯のプリクロピルはガレージ下の窓のない防音の地下室にナターシャを閉じ込めた。広さはわずか5平方メートルで扉は鋼鉄で補強されたコンクリート製だった。この出入り口は金庫で塞がれていた。「お前はもうナターシャじゃない。俺のものだ」その後の6カ月間、この小さな部屋が彼女にとっての全世界となる。のちに、プリクロピルは彼女が一時的に上の階で過ごすことを許したが眠るときと、自分が仕事に出かけるときは、必ず地下室に戻した。加えて、家のドアと窓には強力な爆薬が仕掛けてある逃げようとしたら持っている銃で撃ち殺す、と脅していた。 0 0
10歳で誘拐、地下室に8年監禁されたウィーンの少女
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO80920950V11C14A2000000/
1998年3月1日の朝、オーストリアのウィーンに暮らす少女、ナターシャ・カンプシュは
かばんに勉強道具を入れ、いつものように学校に向かった。
ところがそれ以来、彼女は8年にわたって家族の前から姿を消してしまう。
ナターシャは10歳だった。
誘拐犯のプリクロピルはガレージ下の窓のない防音の地下室にナターシャを閉じ込めた。
広さはわずか5平方メートルで扉は鋼鉄で補強されたコンクリート製だった。
この出入り口は金庫で塞がれていた。
「お前はもうナターシャじゃない。俺のものだ」
その後の6カ月間、この小さな部屋が彼女にとっての全世界となる。
のちに、プリクロピルは彼女が一時的に上の階で過ごすことを許したが
眠るときと、自分が仕事に出かけるときは、必ず地下室に戻した。
加えて、家のドアと窓には強力な爆薬が仕掛けてある
逃げようとしたら持っている銃で撃ち殺す、と脅していた。