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フランス製は信頼性があるにしても中国製って信頼性大丈夫なのかと思う方も多いとは思いますが意外に最近の中国製ドローンでは目立ったトラブルもあまり起きていないようです。
昔、ヤマハ発動機の農薬散布無人ヘリの中国への不正輸出事件なんてありましたからその時の日本の技術が基礎になって開発されているのは間違いないでしょうからそこら辺は信頼性が高くなっているのだと思われます。
しかし偵察や観測に必要不可欠な重要部分である高性能なカメラ部分には日本製に頼らざるを得ないのが今の中国の実状でしょう。
中国でもカメラ部分を作ることは出来ても精度と信頼性は日本製レベルには作れないのが事実でしょう。
日本としては安易に技術を盗まれないようにしておかないといけない。 -
こちらフランスはPARROT社のROLLING SPIDERという主に室内飛行させて楽しむタイプの小型ドローン。
カメラは付いてませんがスマホをコントローラーにして操作します。
ご覧のようにお姉ちゃんでも手軽に楽しめますという写真。
従来は専用のコントローラーで操作するタイプしかありませんでしたが今ではiフォンやスマホで操作するものも増え専用コントローラー、iフォンやスマホどちらでも操作可能なものも増えています。
尚且つ液晶画面にカメラの映像をリアルタイムに表示させながら操作出来るタイプも段々増えつつあります。
コントローラーの液晶画面を見ながら遠隔操作が出来るという意味合いでは一昔前のSF映画に出て来たようなことが数万の価格の一般向けドローンで可能な時代になっているということです。
ただ、一般向けドローンのダメな点は重いものは搭載出来ない点と飛行を長く持続させる能力が極めて低い点=行動可能な半径が極めて狭い点です。
だいたい軒並み7〜10分程度で電池切れです。
中国製ドローンの中でも大ヒット商品となっているのがこのPhantomというドローンでこれに味を占めた中国では次に新型のドローンInspire 1 を作って販売を始めているようだ。
これは飛行時には姿勢が変形する可変式。
PhantomもInspire 1も高性能な日本の家電メーカー製のカメラを搭載出来るように作られている。
日本製のドローンはというとかなり出遅れていて現在の日本での一般向けドローンは中国製とフランス製に席巻されているのが実状。韓国はこのような中国やフランスのドローン販売の好調さを受けて自分も儲けようとドローン分野への参入を進めているが何時なんどき墜落するかわからないような信頼性の低いドローンの販売はやめて欲しいところ。