ハニーさん､ﾎｲﾎｲﾎ-ｲ！こんちくわ｡

ザッパの曰く付きアルバム｢レザー｣を簡潔にまとめてみました｡

ザッパは｢レザー｣は当初アナログ盤4枚組としてワーナーからリリースする考えでした｡しかしワーナーはこれを拒否｡ハーブ･コーエンとの裁判などで経済的に困窮していたザッパは4枚のアルバムとして分けてリリースするワーナーの案にしぶしぶOKします｡

ザッパは4枚分の音源をまとめワーナーに渡しその分のギャラを貰えると思っていたんだけどワーナーはわずかなギャラしか払わずザッパは大激怒｡ラジオ局でザッパ自らが当初のアルバム｢レザー｣の音源を全曲放送しそれが元で多くの海賊盤｢レザー｣が誕生することに…｡

ザッパの死後1997年に日本だけで発売されたアナログ盤5枚組がザッパの最初の構想に近いと言われています｡

現在はジャケが牛のイラストからザッパの写真に変わったCD3枚組(私が入手したのはこちらの盤)で聴くことが可能です｡

収録曲は｢ライブ･イン･ニューヨーク｣､｢スタジオタン｣､｢スリープダート｣､｢オーケストラ･フェイバリット｣のワーナーから単品でリリースされたアルバムからでロックから管弦楽まで幅広く構成されていてジャンルにこたわらず自分の音楽世界を見せたかったザッパの願いだったのかも知れないですね｡

｢レザー｣に関してはこんな感じですかね｡

今度リリースされる｢エリー｣は1975年9月〜12月の公演らしいのでノーマ･ジーン･ベルですね｡ビアンカは翌年の1976年10〜11月の短期間在籍してました｡残念ながら彼女もノーマと同じく麻薬がらみで短期間で解雇されています(苦笑い)