日本の防衛
29
名無しさん
2017/10/26(木) 23:06:53 ID:
/FfGKKBYO
元々F-35の始まりは1990年代始めにアメリカが考えたJSF(ジョイトストライクファイター=統合打撃戦闘機)計画にあり当時今よりたくさんあったアメリカの航空機メーカーが二手に分かれX-32というテスト機とX-35というテスト機を作り競争試作を行いました。
その勝者として採用されたのがX-35でした。
その後X-35はF-35と改名され今に至りますが当初から各軍の使用機材の共用化統合化を行い軍事費を抑えることも目的としていましたからF-35という一つの機種から三種類の派生型を作りアメリカの三軍の要求を満たすように開発が進められました。
A型が通常離着陸型でアメリカ空軍が採用、B型が垂直離着陸型でアメリカ海兵隊が採用、C型が艦上機型でアメリカ海軍が採用という具合でした。
アメリカでは元フォード社出身のやり手(合流化のやり手)と言われていたロバートマクナマラが国防長官をしていた頃、彼の強い提唱(空軍と海軍に無理矢理条件をのませたと言われています。)により1960年代始めから海軍の艦上戦闘機と空軍の陸上戦闘機を一つの機種(ジェネラルダイナミックスF-111可変後退翼戦闘爆撃機)でまかない軍事費を減らそうとしたことがありました。
しかしこれは頓挫失敗しアメリカ空軍はジェネラルダイナミックスF-111可変後退翼戦闘爆撃機を採用しアメリカ海軍はグラマンF-14トムキャット可変後退翼艦上戦闘機を独自に採用することになりました。
空軍機ベースだったため大型過ぎて艦上戦闘機に使うには大きく重過ぎ海軍が受け入れるはずもない話でしたが自動車産業ではやり手と言われていたロバートマクナマラもあまりよく理解出来ていなかったようです。
結局お互いの軍での要求内容を両立して満たすことが出来ていなかったから失敗となってしまいました。
少し間をおいて時代は変わりF-35はこの失敗に学び今度は小型の機体を基にして派生型を作り共用化を図ろうと考えたもののようです。
個人的な希望としては垂直離着陸型になるB型も導入して通常は陸上基地から運用し有事の際には海上自衛隊の「いせ」「ひゅうが」「いずも」「かが」などのヘリコプター空母に搭載して運用出来るようにして備えを万全にしておいて欲しいところです。(これは根も葉も無い話ではなく本当に現実のものになるかは不明ながら実際に何度となく全国ネットのニュースで取り上げられている話。でも現実化させて欲しいです。実動可能な空母戦力があるということは戦争を仕掛けさせないための抑止力になりますから。)
この運用方法は適当な思い付き的な発想ではなく実際にイギリス軍で行われていた方法で備えておかなければならない防衛装備と無駄遣いは避けたい予算の関係から考え出された苦肉の策でイギリス軍ではハリアー垂直離着陸戦闘攻撃機を通常は陸上にある空軍基地から運用し必要になった際には軽空母であるV/STOL空母に搭載し遠方まで進出し運用するという方法を採っていました。
つまりこの方法だと実際に乗るパイロットは陸上運用のやり方と艦上、海上での運用のやり方両方を習熟する必要があるため大変ではありますが国が保有する戦闘攻撃機の機数は半分で済むため相当なお金の節約に繋がるというわけでした。
アメリカ合衆国のような何ヶ国も合体して一国を形成しているような大国の場合は軍事費用も巨大で潤沢にあるため大量の軍用機とたくさんの大型空母を持ちその他にもたくさんの強襲揚陸艦まで持っていても維持出来るでしょうが多くの小さな国はそうはいかないということを如実に表しています。
このイギリスが始めた空軍機兼海軍機+軽空母という運用方法はこれまでお金が無いからと空母戦力の保有を諦めていた世界中の多く中小国に希望を与え近年では空母戦力を保有しようとする中小国が増えてきました。
F-35とは老朽化したハリアー垂直離着陸戦闘攻撃機の唯一の後継機種(現在世界中探してもF-35以外には存在自体が無いです。)でもありイギリス自身もF-35を導入し始めているところです。
F-35の垂直離着陸型のB型とは海兵隊などが強襲揚陸艦に搭載して運び島嶼部奪還作戦の際の上空援護と対地攻撃に使用するもので今年始めより山口県岩国にある在日アメリカ海兵隊にもこのF-35Bの実戦配備がすでに開始されています。
このF-35Bもステルス戦闘攻撃機であるのはもちろんですがこれが岩国沖縄間を無給油で往復して見せて北朝鮮を牽制したということも今年は有りました。
金正恩はいつでも自分たちの頭上まで飛来出来るステルス戦闘攻撃機がすぐ近くまで配備されたことに警戒感を感じているはずです。
添付資料はF-35の各型の違いを示した資料。
全国ネットのニュースで報道された画像F-35Bと海上自衛隊のヘリコプター空母です。
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その後X-35はF-35と改名され今に至りますが当初から各軍の使用機材の共用化統合化を行い軍事費を抑えることも目的としていましたからF-35という一つの機種から三種類の派生型を作りアメリカの三軍の要求を満たすように開発が進められました。
A型が通常離着陸型でアメリカ空軍が採用、B型が垂直離着陸型でアメリカ海兵隊が採用、C型が艦上機型でアメリカ海軍が採用という具合でした。
アメリカでは元フォード社出身のやり手(合流化のやり手)と言われていたロバートマクナマラが国防長官をしていた頃、彼の強い提唱(空軍と海軍に無理矢理条件をのませたと言われています。)により1960年代始めから海軍の艦上戦闘機と空軍の陸上戦闘機を一つの機種(ジェネラルダイナミックスF-111可変後退翼戦闘爆撃機)でまかない軍事費を減らそうとしたことがありました。
しかしこれは頓挫失敗しアメリカ空軍はジェネラルダイナミックスF-111可変後退翼戦闘爆撃機を採用しアメリカ海軍はグラマンF-14トムキャット可変後退翼艦上戦闘機を独自に採用することになりました。
空軍機ベースだったため大型過ぎて艦上戦闘機に使うには大きく重過ぎ海軍が受け入れるはずもない話でしたが自動車産業ではやり手と言われていたロバートマクナマラもあまりよく理解出来ていなかったようです。
結局お互いの軍での要求内容を両立して満たすことが出来ていなかったから失敗となってしまいました。
少し間をおいて時代は変わりF-35はこの失敗に学び今度は小型の機体を基にして派生型を作り共用化を図ろうと考えたもののようです。
個人的な希望としては垂直離着陸型になるB型も導入して通常は陸上基地から運用し有事の際には海上自衛隊の「いせ」「ひゅうが」「いずも」「かが」などのヘリコプター空母に搭載して運用出来るようにして備えを万全にしておいて欲しいところです。(これは根も葉も無い話ではなく本当に現実のものになるかは不明ながら実際に何度となく全国ネットのニュースで取り上げられている話。でも現実化させて欲しいです。実動可能な空母戦力があるということは戦争を仕掛けさせないための抑止力になりますから。)
この運用方法は適当な思い付き的な発想ではなく実際にイギリス軍で行われていた方法で備えておかなければならない防衛装備と無駄遣いは避けたい予算の関係から考え出された苦肉の策でイギリス軍ではハリアー垂直離着陸戦闘攻撃機を通常は陸上にある空軍基地から運用し必要になった際には軽空母であるV/STOL空母に搭載し遠方まで進出し運用するという方法を採っていました。
つまりこの方法だと実際に乗るパイロットは陸上運用のやり方と艦上、海上での運用のやり方両方を習熟する必要があるため大変ではありますが国が保有する戦闘攻撃機の機数は半分で済むため相当なお金の節約に繋がるというわけでした。
アメリカ合衆国のような何ヶ国も合体して一国を形成しているような大国の場合は軍事費用も巨大で潤沢にあるため大量の軍用機とたくさんの大型空母を持ちその他にもたくさんの強襲揚陸艦まで持っていても維持出来るでしょうが多くの小さな国はそうはいかないということを如実に表しています。
このイギリスが始めた空軍機兼海軍機+軽空母という運用方法はこれまでお金が無いからと空母戦力の保有を諦めていた世界中の多く中小国に希望を与え近年では空母戦力を保有しようとする中小国が増えてきました。
F-35とは老朽化したハリアー垂直離着陸戦闘攻撃機の唯一の後継機種(現在世界中探してもF-35以外には存在自体が無いです。)でもありイギリス自身もF-35を導入し始めているところです。
F-35の垂直離着陸型のB型とは海兵隊などが強襲揚陸艦に搭載して運び島嶼部奪還作戦の際の上空援護と対地攻撃に使用するもので今年始めより山口県岩国にある在日アメリカ海兵隊にもこのF-35Bの実戦配備がすでに開始されています。
このF-35Bもステルス戦闘攻撃機であるのはもちろんですがこれが岩国沖縄間を無給油で往復して見せて北朝鮮を牽制したということも今年は有りました。
金正恩はいつでも自分たちの頭上まで飛来出来るステルス戦闘攻撃機がすぐ近くまで配備されたことに警戒感を感じているはずです。
添付資料はF-35の各型の違いを示した資料。
全国ネットのニュースで報道された画像F-35Bと海上自衛隊のヘリコプター空母です。