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イスラエルのIAI(イスラエルエアクラフトインダストリー)とアメリカのジェネラルダイナミックスの間で共同開発されたラビ戦闘機です。
イスラエルは地形学的に国のおかれた環境から常に周囲は敵国ばかりだったことから常に臨戦態勢であり常に戦うための陸海空の兵器を必要としていたため国際社会から武器禁輸措置を受けようがどうしようが表ルート裏ルート問わず世界中から中古品から新品までいろいろな国の兵器をかき集めて来て整備や改良をするなどして運用し戦い続けている国です。イスラエルはユダヤ人の国です世界中の資産の大半を牛耳っているのはユダヤ人ですからその繋がりを活用すれば何だって可能なのでしょう。
そんな経験からいろいろな国の技術を自然と学ぶ機会が数多くありました。
その中で過去に運用していたフランス製ミラージュ戦闘機から学び取った技術とミラージュ戦闘機を無許可改良して作ったクフィール戦闘機の技術にアメリカのジェネラルダイナミックス社のF-16戦闘機の技術をミックスしたラビ戦闘機を共同開発していました。
ラビ戦闘機とF-16ファイティングファルコン戦闘機を見比べると機首周りから空気取り入れ口に至る部分の特徴はそっくりでデルタ翼とカナード翼を除けばF-16ファイティングファルコン戦闘機に瓜二つといえるほどの姿になっています。
やがてだんだん開発費が高騰していき最終的には共同開発仲間だったアメリカの意向により開発を断念させられました。
アメリカの言い分は開発費が高騰したのでイスラエルには付き合いきれないこんな金のかかることは止めてアメリカ製のF-16戦闘機を買ったらどうだ?
その方が安くて済むと言い出し自分の国の儲けを優先したためイスラエルは内心アメリカに対し恨みを抱いていたに違いありません。
後年になり中国が成都 殲10戦闘機を開発した際にイスラエルは秘密でラビ戦闘機開発で確立した技術を中国へと売り渡したといわれています。
もちろん当の中国もイスラエルも知らず存ぜずを押し通していますが技術の売り渡しは間違いないでしょう。
中国が苦手としていた分野の技術を短期間の内に解決していることとイスラエル以外にその技術を中国へ渡せるであろう国がいないこととイスラエルでラビ戦闘機開発に携わっていた技術者たちが偽装した旅行目的で中国に出入りしていたことが多数確認されていることからも技術の売り渡しはほぼ間違いないといわれています。
これもラビ戦闘機開発を中止させられたアメリカへの恨みを証明する形になっています。
アメリカは自国の利益を優先するあまりにこのようなことを行いましたが今になって思えば中国には渡したくなかったアメリカの技術はイスラエルを介して中国の手に渡り最終的に徳をしたのは中国で損をしそうになっていたイスラエルはそれを回避し一番損をしたのは結局はアメリカということになりました。
おごれる者はひさしからずを現実にしてしまったような結果です。
このようにアメリカが世界中のいろいろな国々に共同開発をしようよと持ちかけ最終的にはいろいろな理由を付けては開発を頓挫させ中止に追い込もうとするのはなぜか?酷い嫌がらせにしかならないのになぜこれを繰り返すのか?それはアメリカの商売敵を蹴落としライバルの数を減らしアメリカの利益を守るためなのです。
そこを知った上でアメリカと対話しないとまんまとハメられてしまうのです。
アメリカとの共同開発話は良い話かどうか怪しいと疑ってかかるのが正しいといえます。
・アメリカのジェネラルダイナミックス社とイスラエルのIAI共同開発によるラビ戦闘機の写真を1枚。イスラエルの国籍マークであるダビデの星が主翼と胴体に付いています。
・中国の成都 殲10(猛龍=ヴィゴラス・ドラゴン)戦闘機の写真を1枚。1987年から開発開始→1998年初飛行→2003年実戦配備。
・イスラエルのIAI(イスラエルエアクラフトインダストリー)ラビ戦闘機と中国の成都 殲10(J-10A)戦闘機の深い繋がりを示す資料を1枚。このイスラエルからの技術導入によりカナード翼の技術、戦闘機の飛行制御の電子技術、CCV技術、ブレンディッドウィングボディの技術、レーダー電子装備など当時までは中国が最も苦手としていた分野の技術の多くが手に入ることになりました。中国としては大変な利益でありイスラエル様々という感じだったはずです。
殲10戦闘機開発の途中で天安門事件などによる影響で国際社会から中国への禁輸措置が行われ国外からは技術的なものは何も入って来ない厳しい時期だっただけにイスラエルが仏様のように見えたのではないでしょうか。
を貼ります。