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そのため老朽化している部分も多く老朽化した箇所の修復や旧式化した制動ワイヤー系、動力系や電子機材の新型への交換が必要とされているようです。
それとあわせて搭載する艦上戦闘攻撃機の更新も必要とされていました。
最初の搭載機選定の際はスホーイSu-33艦上戦闘攻撃機とミコヤンMiG-29K艦上戦闘攻撃機が競い合い結果として前者が採用され後者は敗退不採用となりました。
しかし今回なぜなのか前回の敗者が今回は勝者となり採用されました。
新たに改良された前回とは別機と言っても良いとされています。
空母なども購入してくれている海外ユーザーであるインドが図体が大きく重い機体を嫌い割と小柄で艦上での取り回しがし易いMiG-29Kを搭載機として購入することを決めたことも影響したと思われます。
今後の販売戦略による儲けや量産効果による利益増も目論んでの話だとは思います。
それから搭載機選定の敗者となりロシア海軍に採用されないことになったミコヤンにとっては国内需要には期待出来ず生き残りのためには海外販売に活路を見出だすしか道は無くMiG-29にさまざまな改良を加えたバージョンを必死に精力的に作り続けた結果、短所とされた航続距離の短かさも専用コンフォーマルタンクの追加により解消されさまざまな搭載電子機材も最新のものに対応していると評価され見直された結果見事採用されリベンジを果たしたようです。
一説によるとスホーイSu-33艦上戦闘攻撃機ではレーダーなどの電子機材が今だに機械式で古く現代戦では性能が見劣りしてきていて対艦ミサイル運用に問題があったとも言われています。
そこへきてミコヤンMiG-29の改良版は比較的最新の電子機材を精力的に搭載していたためそちらが注目された可能性も高いです。
添付資料はこれまで使用されているスホーイSu-33艦上戦闘攻撃機とスホーイSu-25UTG艦上練習機兼攻撃機(さながら第二次大戦中の対地攻撃機を無理矢理ジェット化したようなクラシカルな機体です。)の写真。
新たに採用されたミコヤンMiG-29K艦上戦闘攻撃機の写真二枚(艦上で試験中)。見た目は着艦フックがあることを除けば陸上用のミコヤンMiG-35Dにそっくりです。