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ソ連のスホーイ設計局が作ったスホーイSu-27フランカー戦闘機が1989年のパリ航空ショーで世界初のコブラ機動を披露した時に痛く自慢げだった理由はここにあります。
スホーイSu-27フランカー戦闘機のコブラ機動というのは真っすぐ飛行しながら機首を持ち上げ120度近くまで角度を取りゆっくり元の水平状態に戻すこの間ずっと前方へ飛行しているのはそのままという飛行だったからでした。
通常の飛行機ならば当然失速し墜落しているような状態を平然と飛行出来たからでした。
スホーイSu-27フランカー戦闘機のコブラ機動とまではいきませんがこれは機動飛行中のロッキード・マーチンF-35ライトニングⅡの写真とF-35B(垂直離着陸機型)の特殊な推力偏向ノズルの様子がはっきりわかる写真です。
F-35のジェット排気口の場合は垂直離着陸をするためにB型のみジェット排気口が真後ろと真下に偏向可能なノズルになっていますがこれは本来は高機動性飛行を行うためのものではありません。
しかしこのような機動飛行も出来ますということなのでしょう。