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これはなぜこのようなことをしているのかといえば北朝鮮の場合は諸外国に比べ裕福ではないため諸外国と同じように通常兵器を開発整備して競い合おうとしてもそのための資金は圧倒的に足りず技術力の面でも不足な点が多く諸外国の軍隊には遠く及ばないことがわかっているから核兵器だけに資金を集中させ一点豪華主義で諸外国を牽制しようという考え方に起因しています。
国防方針としてある意味では合理的な方針ではあります。
しかしいくらアメリカに脅しをかけたいからとはいえ核弾道ミサイルでのストレートな通常攻撃の他にも高高度爆発をさせる強力な電磁波攻撃も出来るんだぞ!と宣言してわざわざ自分の手の内を自ら明らかにする行為は何だか間抜けに映ります。
確かに核弾道ミサイルを高高度爆発させれば破壊の元になる爆風や熱風や閃光の影響はあまりないかわりに強力な電磁波が広範囲に届き電気電線やICチップを搭載する全ての機械、設備、交通機関や車や家電品全てを断線ショートさせ使い物にならなくすることは可能です。
一瞬にして一国の全ての文明を破壊してしまえるといっても言い過ぎではありません。
ある日突然全国の電気を使う物全てが故障して使えなくなったらそれは高高度爆発の攻撃を受けたのだと理解した方がいいでしょう。
こえなると元通りに復旧させるには40〜50年近くかかると言われています。
しかし核兵器にこのような能力があることは核兵器保有国の間では70年以上前から知られていた話なので今頃になって北朝鮮が声を大にして宣言しているところを見ると間抜けに映るのです。
アメリカは既に1946年の時点でビキニ環礁での2回の水爆実験Operation Crossroad(エイブルとベイカー)で第二次世界大戦の敗戦国日本やドイツから接収した軍艦(アメリカの軍艦や戦艦長門や重巡洋艦プリンツオイゲンなど含む)を多数海上に配置して浮かべた状態で空中での起爆と水中での起爆という条件下実験を行っておりその際の損害状況も詳細に調べておりどんな悪影響が出るのかは知り尽くしていました。
核兵器では電磁波の悪影響が広範囲に及び過ぎるデメリットがあります。
デメリットとはどこまで悪影響が出るのかわからなければ攻撃した側の自分たちにも損害が及ぶということなのです。
そのため先進諸外国の軍隊では影響範囲を限定的に制限した電磁波(EMP)爆弾を核ではなく通常兵器で開発して装備しているのが現在なのです。
北朝鮮が笑われて当たり前というのはそういうことなのです。
添付資料は1946年のOperation Crossroad(ベイカー)