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主翼はイギリスとフランスの共同開発機超音速旅客機コンコルドの技術をパクったオージー翼という緩やかに捩って丸めたような翼、垂直尾翼はエンジンの真上にマウントされていて現在のSu-27系戦闘機よりも垂直尾翼と垂直尾翼の間隔はかなり狭く、脚カバーはエアブレーキの役割を兼ねる設計となっていました。
飛行時の安定性がかなり悪く試作中に死亡者まで出し大々的に作り直さない限り試作開発が続けられないほど深刻な問題となっていたようです。
航空ショーのアクロバット飛行で脚光を浴びるSu-27系戦闘機も素晴らしい飛行特性を見せることが出来るようになったのはこのような相当な難産があったからだといえます。
・試作機T-10の三面図とSu-27フランカーの三面図。
を貼ります。