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ではその戦闘機のうちわけはというとほとんどが旧ソ連製Mig-21フィッシュベット。
唯一現代機と呼べるのはこれまた旧ソ連製のMig-23とMig-29のみ。
この2機種は合計でも100機に満たない少数機。
驚くことに北朝鮮では今だに朝鮮戦争時代1950年代初期のMig-15を現役で使用しているといいます。
しかし航空燃料の不足からろくな訓練飛行すら出来ていないため、まず技量の高いパイロットが育たない環境にあります。
おまけにレーダーなどの装備機材も古くとてもまともな空軍とは呼べない状況。防空体制は抜け穴だらけ。仮に自国の領空内への敵機侵入があったとしても直接目視ででも見ない限り気が付かない可能性もあります。
そして仮に敵機侵入に気付くことが出来たとしても地対空ミサイル網がどれほどのものかは不明で旧式化している可能性もあり時代遅れの機関砲や高射砲で目視照準で撃って来るのみかも知れません。
とにかく北朝鮮という国は核ミサイル関連とスパイ関連にはお金をかけるがそれ以外のものにはお金をかけることをしぶる極端に変わった国なのでした。
添付資料は世界的にはすでに骨董品レベルのMig-15戦闘機の写真。
現行北朝鮮の最新戦闘機群(左上がMig-29フルクラム戦闘機、右上がMig-23フロガー可変後退翼戦闘機、左下がMig-21フィッシュベット戦闘機、右下がSu-25フロッグフット対地攻撃機)の写真です。
北朝鮮ではこれらが最新鋭機種ですが世界的な目で見るとかなり旧式なものになります。