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ロッキード・マーチン社はジェネラル・ダイナミックス社を買収していたためF-16戦闘機開発技術も手に入れていました。
そのような経緯があったためこの共同開発ジェット練習機はF-16をベースにしたような機体に仕上がりました。
名前はT/A-50ゴールデンイーグル ジェット練習機兼軽攻撃機といい韓国としてはこのような状況(アメリカのF-16戦闘機の技術もふんだんに取り入れられているというアピールポイント)からして大量の生産機数の販売を見込め大儲けを目論んでいました。
その最初のハードルがアメリカ空軍の次期ジェット練習機として採用されることでしたがあろうことかアメリカ空軍はまさかの不採用を決定。
アメリカ空軍は現在使用中のジェット練習機T-38タロンをボーイング社案により延命使用することに決定。
元々アメリカは重要な物を外国製輸入品にしたことはありませんでしたから当然かも知れません。
韓国としては超音速ジェット練習機をアメリカの技術力を借りて作り1000機近く必要とされるアメリカ空軍の次期ジェット練習機として採用されることを狙い他方ではジェット軽攻撃機としても世界中に輸出して大儲けしようという目論みでしたが途中でアメリカに裏切られたような韓国の立場です。
ビックカスタマーになるはずだったアメリカ空軍が不採用を決定したことで他の国々での採用も伸び悩みやられた感が否めませんね。
しかし韓国の技術も入っているといわれれば信頼性に不安を抱く客の気持ちも理解出来ますね。
他の韓国製品を見ていてもわかる通り何時故障しても不思議ではありませんから。
アメリカの技術が入っているという安心感からかタイ、マレーシア、インドネシア、イラクなどが輸入していますが韓国で作られたジェット練習機なのに不安は覚えなかったのかが疑問です。
既に墜落事故は起きていますがこのジェット練習機は量産機数から今現在の墜落率を割り出すと27機に1機の割合で墜落しているとのことです。
どこの国でも貴重なはずのパイロットの卵たちを一人前にする前に死なせる練習機とはどういうことなのでしょうね。
・ロッキード・マーチン/KAI T/A-50ゴールデンイーグル ジェット練習機兼軽攻撃機の写真を2枚。メインの生産は韓国向けジェット練習機兼軽攻撃機と韓国軍のアクロバット飛行隊ブラックイーグル用向けのみ。
・数少ない輸出仕様 ロッキード・マーチン/KAI T-50 IQ 2015年にイラクへ輸出されたイラク輸出仕様の写真を1枚。
を貼ります。