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貝の吸入管の動きにそっくりです。
ソ連/ロシア軍の考え方としては国土が途方もなく広い国である国情から国防のためには僻地にも航空基地を設ける必要性があり僻地ともなれば資材の運搬や建設費用などを考えると十分に整備された航空基地を備えるのは困難なため滑走路なども西側諸国に比べると粗悪になり綺麗に舗装された滑走路は少なくなる傾向にありました。
そのような国情を考慮に入れ設計されたMiG-29は地上滑走の際は通常の空気取り入れ口を閉じ機体上面に特別に設けているサブの空気取り入れ口から空気を取り入れ離陸するという凝ったギミックまで備えて開発されました。
理由は未舗装の滑走路が少なくないため地上滑走の際にゴミや石ころを吸入してジェットエンジンが壊れてしまうのでそれを防止する防止策でした。
ライバルであるスホーイSu-27に比べると現在は人気はイマイチですが小さくても良く作り込まれた高性能戦闘機なのです。
ミグMiG-29とスホーイSu-27が並ぶ写真を貼ります。
全体のフォルムは非常にそっくりながら良く見ると各部には個性があります。
ミグMiG-29の方がエンジンからの排気が心なしか黒いですね。