トータル:354HIT
広告募集中
アメリカの核攻撃から祖国を守るというのは優先課題になりますので対抗策に没頭してしまったことはしかたのないことでした。
同じ立場だったらどこの国でも同じような行動をとったことでしょう。
気持ちは察するに余りあるところがあります。
同情します。
そうこうしている間に気付けばアメリカではF-14、F-15、F-16、F-18と新型戦闘機群が現れておりソ連としてはこれらのアメリカ製新型戦闘機に対抗出来る新型戦闘機を開発することが急務となりました。
そういう経緯があり打倒アメリカ製新型戦闘機群を目標にスパイ活動でパクった技術から何から何まで投入してでも完成させようとしたのがSu-27やMiG-29でした。
スホーイ設計局が作ったSu-27フランカーの場合を例にあげるとアメリカやヨーロッパ諸国からスパイ活動で入手した技術や自国で研究開発した技術を投入してブレンディット・ウィング・ボディーの全面的導入や前縁がS字を描いたようであり全体を緩やかに捩って丸めたようなオージー翼を主翼に取り入れたり大型の主脚カバーをエアブレーキとして使えるようにしたりして高性能戦闘機を目指しました。
しかし奇抜な作りはあまり良い結果を生まず結局は生産型として採用される頃までにはまるで別機のように作り直され主翼も通常型になりエアブレーキも一般的なものになっていて全体的にはアメリカのF-15イーグルと同様な形になっていました。
その姿はあたかもアメリカのF-15イーグル戦闘機にアメリカのF-16ファイティングファルコン戦闘機とアメリカのF-18ホーネット戦闘機のブレンディット・ウィング・ボディーやストレーキを全面的に取り入れたような戦闘機に仕上がっていました。
・航空自衛隊のF-15DJ(アメリカ空軍のF-15B/Dに相当します。)イーグル戦闘機のエアブレーキの写真。
・スホーイSu-27フランカーの試作機T-10-1のエアブレーキの写真。(大型の主翼カバーがエアブレーキ兼用カバーです。)
・ソ連空軍のスホーイSu-27フランカー戦闘機生産型のエアブレーキの写真。(生産型ではアメリカのF-15イーグル戦闘機と同様のタイプに変更されています。)
を貼ります。