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お気に入りだったため何かと優遇されてもてはやされていました。
そのため主力に抜擢される戦闘機の採用はミグ製のものが圧倒的に多かった。
しかしソ連崩壊後はミグよりスホーイの方が力をつけるようになり現在に至っています。
ソ連時代の末期にミグが開発していた戦闘機がMiG-29フルクラム、スホーイが開発していたのがSu-27フランカーでした。
西側諸国にこの事実が確認されたのは1970年代の終わり頃で軍事衛星による偵察写真でも開発中の機体が確認されました。
どちらもツァギ流体力学研究所からの研究データの情報をもらいそこに独自研究データを加えて開発していたため類似する部分がたくさんあります。
ソ連崩壊後は外貨獲得の手っ取り早い有効手段として兵器輸出に力が入れられました。
中でも戦闘機は一番の有力商品でした。
似た部分が多く能力も似通っていた両機種でしたがMiG-29の方は局地戦闘機的性格が強く僻地の未整備地域でも取り扱いし易い半面、小柄なため搭載量が少なく航続距離も短いものでした。
Su-27の方は制空戦闘機的性格が強く大柄だったため搭載量も多く航続距離も長いものとなりました。
結果として汎用性が高いSu-27の方が世界的にも人気者となりました。
しかし戦闘機としての格闘戦能力はMiG-29もなんら劣るわけではありません。
MiG-29OVTの高機動飛行映像を貼ります。