6月1日21:20頃、中国の長江で東方之星という遊覧船が転覆。
中国ではダイバー100人以上を投入して救助活動を行っているようですが現在のところ救助されたのは14人、死者が18人、行方不明者が424人となっており大量の人員や船を投入している割に遅々として進まぬ救助活動に地元の報道などではこの東方之星という遊覧船は全長76.5m･全幅11m･全高18.6m･排水量2200t
1994年に建造された定員数534人乗りの遊覧船で複数回に渡り船上構築物の建て増しがなされていて河川用の船であるため元々船底の深さが浅いのに建て増しをしていたのでひっくり返り易い構造になっていた。
と報道。
中国政府は政府が発表する情報以外に勝手な報道は禁止すると急いで報道規制を始めている。
ひっくり返り易い構造もそうだがそんな喫水線より下が2〜3m程度しかなくそれに対して全高が18.6mもあり全幅が11mしかなく排水量も2200t程度しかない船に400人前後もの人間を乗せて観光を行うのもどうかと思う。
中国のネット上では韓国セウォル号の再来かという書き込みもされているらしい。
事故当時は天候が悪く竜巻が発生したため転覆したといわれているが日本の船舶専門家と気象の専門家の話では陸上で発生する竜巻に対し水上で発生する竜巻は力が弱く転覆させたとは考え難いといっていた。
むしろ構造の問題と運行の仕方の方が原因なのではないかな？

中国の東方之星はひっくり返っている状態であり転覆した所は水深が15mだといわれているため潰れたりしない限り韓国のセウォル号沈没の時に比べれば救助活動は行い易い状況。
この先良い結果を出せるか出せないかは中国の力次第。