2 .QTJk/NbmY


「祭で必要なのです」と少女は言う。

「幸せの丸い貝が無いと、祭が台無しになってしまう」

その話に興味を持った私は祭のことを少女に訊ねてみたが、少女はよくわからないという。

親類が詳しいというので、頼み込んで親類の家まで案内してもらった。

その家はまさに祭りの前日といった様子で、着くなりたくさんのご馳走を振る舞われた。


酒が入っていたせいか。
ろくに質問もしないうちに私は眠ってしまった。

↓続きます

0 0

人気の記事