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酒が入っていたからだろう。
ろくに質問もせぬうちに私は眠ってしまった。

目を覚ますと、もう祭りは始まっていた。

少女はいない。私は一番近くにいた人に話し掛ける。

「幸せの丸い貝は見つかったのですか?」

「ああ、もうここにあるよ」

やがて祭りは佳境に入り、私は幸せの丸い貝がどんなものなのか理解した。

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