かねてより海洋進出を目指していた中国はウクライナから買った中古空母を改造し海軍に編入したものの象徴としての存在にはなりえたが実質戦力としての価値があまりに低すぎたためこの空母をもって南シナ海を支配するのは無理だと判断した結果が南シナ海での複数の埋め立てによる軍事基地建設に繋がったという見方があります。
南シナ海上に浮沈空母としての埋め立て基地を点々と築きこの海域を支配しようという中国の考えなのでしょう。
いずれにしても国際法を無視した中国の自分勝手な行動です。
この中国の行為がもしも許されるのなら世界中の国々はお互いやりたい放題合戦になり世界は無秩序になってしまうでしょう。
あちらこちらで戦争だらけになります。

現在建造中だと噂される中国の国産空母がどれほどの性能になるのかは不明ですが現状中国が保有している唯一の空母「遼寧」はアメリカの空母に比べるととにかく性能が低すぎる。
適性な大きさや速度や航続距離も必要不可欠ですが空母の性能とはとどのつまりがどれだけたくさんの爆弾やミサイルを敵の頭上に運べるかが最も重要な要素。そういう現実的の部分でアメリカの空母一隻と中国の遼寧を比較すると遼寧の方はアメリカの空母の三分の一以下の能力しかありません。
おまけにアメリカはその大型空母を十隻も保有していますからその戦力差は歴然です。
空母遼寧で陸地や島の敵基地を攻撃しようとしても逆に返り討ちに遭うのが関の山。

アメリカやフランス、日本以外の国はE-2C/Dのような艦載型の早期警戒管制機も持っておらずしかたなくヘリコプターに警戒レーダーを無理矢理搭載して代用している有様。
空母を守る警戒監視網も手薄ということ。