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まぁ坂井三郎元海軍中尉は、著名な零戦搭乗員ではあるけど、ガダルカナル進攻での戦闘で重傷を負い、それ以降の熾烈な空中戦には参戦する事なく唯一、復帰後の硫黄島上空の迎撃戦でグラマンの編隊を友軍機と誤認し、命からがら逃げ回ったんやな。20ミリ機銃アカン説は零戦が圧倒的優位な時期に装弾数が多い7.7ミリ機銃を有効に使用できたからやな。またこの時期の20ミリ機銃はドラム給弾の九九式1号銃で装弾数が60発と少なく、弾道性も満足できるもんとちゃうかったんやな。これが九九式2号銃になるとベルト給弾式への改良と良好な弾道性により、実戦部隊の評判も良く逐次改良され威力増していき米軍からはキャノン砲と呼ばれ脅威を与えていた訳やな。