【拷問】自縛・リョナ・BDSM【ss保管庫】

トータル:6545HIT
  • 1アヤメX4nwoxNEO6
    2019/09/24(火) 13:22:58 ID:qjKCkiyo0
    投稿したss(ショートストーリー)を保管したり
    投稿しようかなと思ったアイデア保管

    ジャンルは緊縛、拷問、SM、自縛、過激系
    死んじゃうのはあまり好きじゃないが場合により
    仕方ない
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11-20件/全69件
  • 52アヤメのHな綱渡り
    2019/10/04(金) 02:39:49 ID:ipytgw7A0
    私も体がガタガタ震えて怖すぎて動けない。
    幸い今の声で気づかれてはいないみたいだけど
    もし見つかったら
    この乱暴なお兄さん達に何をされるかと思うと
    見つからない事を祈る事しかできなかった

    とにかくスマホを隣の個室から取り戻さないと
    マナーモードにしていると言えど
    着信して振動音でもしてしまえば一発アウト
    着信しなかったとしても
    スマホを見つけられたら隠れたままなのは
    絶対に不可能!なんとかしないと!!
    0 0
  • 53アヤメのHな綱渡り
    2019/10/04(金) 02:42:08 ID:ipytgw7A0
    焦る私を無視して扉の外では
    今だに親父狩りを続ける人達の喧騒がやまない。
    これだけ騒がしいなら
    少し程度の音なら気付かれないかも…

    震える身体を必死で抑えながら
    清掃具の束から一本だけ
    他の道具にあたって音をたてないように
    慎重に持ち手が細いホウキを取り出す

    壁に当たらないように
    ゆっくり足元の内壁間の隙間に差し込んで
    隣の個室に滑らせてしまったスマホを
    手元に引き寄せられないか探ってみた
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  • 54アヤメのHな綱渡り
    2019/10/04(金) 03:15:38 ID:ipytgw7A0
    第2章 前半まとめ
    -------
    >>36-44
    >>45-50
    >>51-53
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  • 55アヤメのHな綱渡り
    2019/10/04(金) 06:41:14 ID:ipytgw7A0
    シナリオA 悪夢
    ----
    「ぶぅぅーん…」
    私の動きが一瞬で凍りつく

    「ぶぅぅーん…」
    聞き間違いじゃない、スマホが振動していた。
    しかも振動は一度で止まらず連続する

    「ぶぅぅーん…」
    扉の外がどれだけ騒がしくても
    硬い床の上を直接振動して跳ねる
    スマホの音は強く空気を震わせて

    悪夢を見ているような背筋がゾワッとする感覚。
    (お願いやめて!気付かれる!)

    「ぶぅぅーん…」
    どれだけ祈っても手を離れ操作できない
    私のスマホは
    持ち主の意思を無視して振動し続け
    まるで母親にかまってもらえず
    駄々をこね床を転げまわる拗ねた子供の様に
    床を叩き続けた

    「ん?なんか音しねぇ?」
    気づかないで欲しいと祈る私の願いも虚しく
    乱暴そうな男達の一人が気付き
    「あぁ???中に誰かいるんかい?」
    他の人達も気付き始めた

    体を小さくして頭を抱え
    (もうダメ!もうダメ!助けて!お父さんお母さん!)
    涙を流して男達に見つかった後の未来に絶望し
    恐怖する
    0 0
  • 56アヤメのHな綱渡り
    2019/10/04(金) 07:00:36 ID:ipytgw7A0
    「うわぁーーーっやめてくれーーーっ」
    いきなり脅されていた気弱なおじさんが
    ここぞとばかりに大きく吠えて
    スマホの音に気を取られ隙だらけだった
    怖いお兄さん達の包囲に体当りして
    なんとか外に出ると一目散に逃げていく

    「あ!くそ逃げられた!」
    せっかく追い詰めて
    あと少しで目的も達成できた獲物を
    喉首噛み切る直前に逃がしてしまった獣達は
    その八つ当たりを今だ音のする方向に向ける

    「ドガンッ」
    「んだゴラ、邪魔しやがって!!」
    イライラを伝えるように力任せに開けられた扉。
    だがその奥には
    期待した八つ当たりする為の相手が誰もいなくて
    リーダー格らしい男はキョトーンとしてしまう。

    「あ、あそこ!床にスマホがありますぜ!」
    「なんでホウキが床に生えてんだ???」

    不自然に隣の個室から伸びるホウキは
    明らかに目立って私の居場所を男達に伝え

    出鼻をくじかれた男達は
    今度はゆっくりと慎重に扉を開ける
    0 0
  • 57アヤメのHな綱渡り
    2019/10/06(日) 21:29:06 ID:CGihARek0
    ゆっくり、ゆっくり開かれていく扉を
    まるで映画でも見ているような他人事のように
    現実感のない視点で見ながら
    開かれた扉には誰もいない
    怖い人達が私に近づく筈がないと
    現実逃避し続けた

    でもいくら都合よく現実逃避し続けたとしても
    神様は残酷で、変えようのない事実に対しては
    奇跡をなしてくれない

    「なんでガキが、こんな所に???」
    見つけた予想外の邪魔者の正体に
    呆気にとられる男達

    恐怖にふるえる視線を向け
    小さく縮こまり動けずにいる小動物を前に
    どーしたものかと4匹のオオカミは
    獲物の小ささに顔を見合わせる
    0 0
  • 58アヤメのHな綱渡り
    2019/10/06(日) 21:33:45 ID:CGihARek0
    たとえ獲物が小さくとも獲物は獲物だ。
    ずる賢いオオカミ達が
    ただこのまま開放する事はなかった

    早速、値踏みと分け前分配に
    ヨダレを垂らしながら
    捕らえた小動物をツンツン、クンクンと
    軽くいたぶりつつ
    己がどこに噛み付くか

    最も美味しそうなトコロを仲間より先に
    かすめ獲ろうと
    無駄なあがきをしようとしている小動物に
    こっちにおいでと甘い声をかける

    「どーしたの?入り口間違えた?ここ男子便所だよ?」
    「可愛いねぇ。どこの学校?」
    「そんな奥に縮こまってないでこっちに来なよ」
    「女子便所混んでて借りに来たの?
    使い方がわからないなら
    お兄さん達が優しくエスコートするよw」

    出来るだけ逃げようと八方塞がりの穴の中に
    それでも潜ろうとするソレに爪を伸ばし
    引っ張り出そうとオオカミ達は狭い入り口に殺到した
    0 0
  • 59アヤメのHな綱渡り
    2019/10/06(日) 21:36:57 ID:CGihARek0
    どちらを向いても壁しかなくて
    唯一でられる扉には乱暴なお兄さん達が殺到している
    「こんな所で何してたの?」
    「お兄さん達がブリブリひり出す音聞いて興奮してたの?」
    「可愛い顔して痴女さんなんだねw
    そんなに見たいなら見せてあげるよw」
    「こっちにおいでwお兄さん達は優しいよw」

    縄張りに入り込んできた愚かな獲物に
    今からおこる悲劇は自業自得と言いながら
    鋭く研いだ爪を伸ばす
    「こんな所に一人で入ってきたら
    何がおきるかわかってたんじゃないの?」
    「恥ずかしがらなくても望んでた事一杯してあげるよ」

    そんなつもりで入ったんじゃない!と
    心の中で反論しながら
    実際、ここに入ったのは不純な理由。
    結局はそーゆー人達と私も同じなのだと
    愚かな自分を見抜かれ辱められて

    「つ か ま え た w」
    ついに爪が届いた、それを
    さらに牙が届く範囲に引っ張り出そうと
    グイグイ力任せに引き寄せる
    0 0
  • 60アヤメのHな綱渡り
    2019/10/06(日) 21:40:39 ID:CGihARek0
    「いっ…!」
    強く抵抗し
    断末魔の悲鳴を響かせようと口を大きく開いた時
    「ドガンッッ!」

    直後、口を押さえつけられ
    足が浮き上がるほど後ろの壁に高く持ち上げられて
    私は軽々、壁に叩きつけられた!

    「叫んだら…、お兄さん達が
    どれだけ興奮するかわかってるよね?」
    「可愛い顔が二度と鏡見れないくらい
    醜く歪んじゃうよー?」

    ふるえが止まらず、声も出せなくなった
    逆らえば何をされるかわからない
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  • 62アヤメのHな綱渡り
    2019/10/07(月) 19:32:02 ID:m16PUkrM0
    口を押さえつけられ、足が完全に浮き上がった状態で
    壁に強く押し付けられている私…

    その涙をいっぱいたたえた瞳と
    控えめながら手首につかまってくる様子に
    (宙吊りにされて痛かった)

    私が今だ逃げ道を探していると見透かして
    「おい、なんか縛るものねぇ?」
    美味しそうだった先程の獲物に
    直前に逃げられた苦い失敗を繰り返すまいと
    私を壁に押し付け睨みつけたたまま
    恐ろしい事を仲間に指示する
    「!!!」

    壁にかかってた清掃用ホースで
    宙吊りのまま手首を縛られ始める…
    でも逆らえば本当に殺されるかもしれない…
    何もできずされるがままに…

    しかし思ったようにいかないのか
    縛ろうとしている方は悪戦苦闘していた
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