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二次元式推力偏向ノズルに有効性を見出だせなかったのか、実用化するのに技術的不安を覚えたのか、ソ連は結局二次元式推力偏向ノズルの採用は行わず円筒形の形をした三次元式推力偏向ノズルを採用しました。その最初がスホーイSu-37テルミナートル(ターミネーター)。
次に採用されたのがロシアのステルス戦闘機スホーイT-50でした。


・カナード翼/主翼/水平尾翼という3サーフェイス化された操舵系と三次元式推力偏向ノズルを調和させ高い機動性を手に入れたスホーイSu-37テルミナートル(ターミネーター)の写真。


・強いロシアの復活を目指すプーチン大統領と一緒に写るロシアの最新ステルス戦闘機スホーイT-50の写真。
一見カナード翼は付いていないように見えますが実はステルス性能を犠牲にしないような工夫を凝らしてカナード翼を付けています。こちらもカナード翼/主翼/水平尾翼という3サーフェイス化された操舵系と三次元式推力偏向ノズルを調和させ高い機動性を手に入れたところは継承されています。


を貼ります。

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