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このソ連/ロシアのMiG-29OVTの高機動飛行はカナード翼がなくても他の部分で優れた技術力を持っていればこのような機動性を確保出来るという実例です。
飛行特性維持のためにカナード翼に頼り真の技術力を持っていない中国にとっては耳の痛い話でしょうね。実戦配備中の機体には装備していませんがヨーロッパ諸国の共同開発であるユーロファイタータイフーン戦闘機搭載のエンジン用の推力偏向ノズルも開発はされているようです。
・そのユーロファイタータイフーン戦闘機用推力偏向ノズルの動きを示す動画(デモンストレーション用らしくジェット噴射はさせてありません。)
を貼ります。
アメリカでいうとF-14やF-16、ソ連/ロシアでいうとMiG-29やSu-27の時点で実用化していました。
どちらの国も実用化までにはたくさんの試行錯誤と長い研究期間を要しました。
そんな技術なのでそう簡単にはパクれる技術ではないと思います。
自分の国で実用化するためにはそれなりの資金と血と涙と汗で獲得するしかないと思います。
・ソ連/ロシアのMiG-29の場合の動画。
を貼ります。
いろいろな方式がありますがMiG-29の場合はノズルの動きがまるで生き物のように動くタイプなのである意味気持ち悪くも見えます。