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ロシアのスホーイT-50ステルス戦闘機の機動飛行は物凄くクイックでしょう。
あまりのクイックさに機体背面部分の大気中の水分が瞬時に気化して霧状に変化する様子がはっきりわかります。
基本的にステルス戦闘機なのでステルス性能を重視した外形に作られているため純粋な飛行特性は悪くなっているはずなのですがこのクイックな機動飛行と併せ逆に急にスローなローテーション飛行もこなせるという柔軟さも併せ持った戦闘機に仕上がっています。
永遠のライバルであるアメリカ製ステルス戦闘機のロッキードマーチンF-22ラプターも同様の機動飛行が可能に作られています。
本物とはこういうものだと思います。
そのロシアの本命ステルス戦闘機スホーイT-50。
PAK FA という計画を具体化する上で生まれたのがこのスホーイT-50。
アメリカでいうところのATF(先進戦術戦闘機)計画みたいなものです。
そのため開発する上でのロシアの意気込みもさることながら投入されている技術も生半可なものではなく凄い技術の塊となっています。
航空ショーでのデモンストレーション飛行を見ればロシアのその本気度がひしひしと伝わって来ます。
本物とはこういうものです。
パクリが本業になってしまっている中国のナンチャッテステルス戦闘機とは一味も二味も違います。
・ロシアのPAK FA スホーイT-50ステルス戦闘機の航空ショーでのデモンストレーション飛行の動画。
を貼ります。
先日の珠海航空宇宙博覧会での中国製ステルス戦闘機殲20の飛行シーンと比較して見てもらえると本物とパクリの差が歴然とわかると思います。