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最悪の場合は敵対し合っている国々が複数存在していてもいいから力の均衡を保てる形で安定化させたいというのが本音なのです。


そこへ持って来てユダヤ人の国イスラエルが中東の地に建国されたことが更に内容を複雑化させました。
ユダヤ人は世界中に散らばり世界中の大資本のほとんどはユダヤ人が握っています。
そのため国を持たなかったユダヤ人に第二次世界大戦が終わったらエルサレムの地に国を建国してもいいという話と引き換えに第二次世界大戦中は連合軍に協力してもらうという交換条件を持ち掛け軍事協力をさせたのが時のイギリスでした。
約束通りに第二次世界大戦は終わりユダヤ人は中東エルサレムの地に集まりイスラエルを建国。
しかしそれまでその地域に住んでいたパレスチナの人々には寝耳に水な話であり猛反発、イスラエルは建国した途端に周りは敵国だらけとなり何度も何度も周りの国々と戦争をしなければならなくなりました。
普通に見れば兵器の数や兵士の数から言うと圧倒的にイスラエルに勝ち目はないはずでしたがユダヤ人が賢いからか連戦連勝今だに勝ち続けています。
そこでアメリカはイスラエルを含めた形で中東地域の力の均衡を保つことに加勢する政策を継続しているのが今なのです。
注)アメリカであっても世界中の大資本を握っているユダヤ人がいるためイスラエルに不利になるようなことは出来ないという現実を忘れてはいけません。

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