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さすがに廃病院にあった
どんな病人が先に使ったかも知れない
古びた口枷を即、口に入れる勇気はなかった

でも見つけたその日のうちに
天井から吊った手枷と首輪、首に巻いた口枷で
駐車場から持ってきた三角ポールに股がって
おしおきを受けているという妄想の
擬似オナニーにチャレンジして
その気持ちよさに溺れてしまう

いつも家でもするように服を脱ぎ
黒のハイソックスと下着一枚姿
(こっちの方がエッチな気がする)
になってドキドキしながら股がってみた

勉強机のカドなどと違って
バランスが取りにくく微妙に当たって欲しい所に
ピンポイントで当たってくれないもどかしさ…

ジリジリ焼けつくような焦りを感じながら
それでも小さな栗に時折かかる強い圧に
たまらず声を漏らした

口に嵌めないまでも喋れない、助けを呼べない
謝っても許してもらえず
ずっとおしおきされたままと考えるだけで
すごく興奮して

癖になりそうで怖かった

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