• 18名無しさん
    2017/10/17(火) 12:29:40 ID:z4GHOKQ6O
    現在の北朝鮮の指導者となっている金正恩の父親である金正日は大の飛行機嫌いで知られロシアや中国などの外国に出向く際にも飛行機には決して乗らずもっぱら専用列車での移動をメインにしていました。
    しかし父親が飛行機大嫌いだったのに対し息子の金正恩は大の飛行機好きだそうで自ら輸送機を操縦したり戦闘機の操縦席に座り満面の笑みを見せるなど飛行機マニアだそうです。
    そして金正恩が北朝鮮の指導者になると北朝鮮では初となる航空ショーが開催されることになりました。
    これは去年2016年9月24日と25日に行われ海外からたくさんの人が訪れたそうです。
    なぜかというと前述のように北朝鮮では古い機体が今だに現役で使い続けられており世界最大の飛べる骨董機の博物館と言われていたからです。
    北朝鮮以外の国々ではもう全部退役したりスクラップにされたりして見れない骨董機の飛行シーンが見れるという希少さがたくさんの人々を呼んだ理由でした。
    北朝鮮にとっては諸外国より遅れた飛行機しか持っていないこと(しかも大量にです。)が転じて外貨獲得の絶好のチャンス到来でした。
    しかし今年も9月に予定していた航空ショーは中止となりました。
    核開発やミサイル発射を連発したため諸外国との関係が悪くなったことや航空燃料の不足が影響した結果だと言われています。
    北朝鮮ってバカですよね。
    添付資料は北朝鮮のアクロバット飛行隊の写真。
    北朝鮮では最新鋭戦闘機であるMig-29フルクラム(意識的にアメリカ空軍のF-22ラプターステルス戦闘攻撃機とそっくりの塗装に塗り替えられています。)の写真。
    Mig-29フルクラム戦闘機の離陸シーンの写真。(旧ソ連/ロシア製のジェットエンジンの特徴として異様に黒煙が出ている時が多々あります。)
    北朝鮮ではアクロバット用の飛行機として外国では対地攻撃機としてしか使用しない旧ソ連製のスホーイSu-25フロッグフットを使用しているようです。
    何か妙な変な選定。
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  • 19名無しさん
    2017/10/17(火) 13:08:10 ID:z4GHOKQ6O
    北朝鮮では今だに大量に使用され続けている骨董機の飛行シーンが見れる事例としてこれらの飛行機があります。
    添付資料は旧ソ連製Mig-15ファゴットの写真。
    旧ソ連製Mig-17フレスコの写真。
    旧ソ連製Mig-19ファーマーの写真。
    どれも開発時期が1950年代から1960年代という正に骨董品と言っても差し支えない代物ばかりです。
    旧ソ連製ジェット戦闘機の進化の様子が良く判るような感じの骨董機群です。
    旧ソ連が第二次世界大戦の戦勝国の一国となったことにより戦利品として手に入れたナチスドイツの後退翼の技術とジェットエンジンの技術をフルに導入して作ったMig-15ファゴット、その主翼の後退角を更に増やしたMig-17フレスコ、そしてまた更に主翼の後退角を増やしジェットエンジンを双発にしたMig-19ファーマーという具合。
    残念なのは見れるのは旧ソ連の航空技術力の進化の様子であって北朝鮮の航空技術力の進化の様子ではないという点です。
    北朝鮮に対してはお気の毒ですがこれが真実です。
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  • 20名無しさん
    2017/10/17(火) 13:30:31 ID:z4GHOKQ6O
    それからこれも北朝鮮ならではの飛行シーンが今だに見れる骨董機。
    添付資料は旧ソ連製Mig-21フィッシュベットの同型機写真三枚。
    これも旧ソ連製Mig-19ファーマーに続く進化の一つにあたる戦闘機です。
    時は折しも世界的なスピード追求競争の時代でした。
    冷戦時代だった旧ソ連もこの流行を牽引していた立役者の一人でしたから超音速を出すためジェットエンジンの空気取り入れ口にショックコーンと呼ばれる尖んがり帽みたいな物を付け主翼の後退角を増やし尚且つ主翼を薄くしたかったのですが強度を保つのが困難になったため主翼を三角翼にしてジェットを単発に変更。
    小型軽量化により小回りが効き尚且つ超音速というスピードが出せる戦闘機として大量生産され世界中に輸出や供与がなされた戦闘機でした。
    これも旧ソ連の航空技術力の進化の歴史の一つです。
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  • 21名無しさん
    2017/10/17(火) 14:35:27 ID:z4GHOKQ6O
    あとあと…それからこれも忘れてはいけない北朝鮮では二番目に新しい新鋭戦闘機の一つ旧ソ連製Mig-23フロガー可変後退翼戦闘機。
    これも今となっては飛行シーンが見れること自体が非常に希少な戦闘機です。
    添付資料は旧ソ連製Mig-23フロガー可変後退翼戦闘機の写真二枚。
    旧ソ連軍の機体と北朝鮮軍の機体です。
    Mig-23は初飛行が1967年なのでやはり1960年代の骨董機です。
    アメリカ映画のトップガンは一部実話の映画でした。
    映画の中でアメリカ海軍原子力空母から発進したグラマンF-14トムキャット可変後退翼戦闘機が撃墜した某国の戦闘機とは史実ではリビア軍の旧ソ連製Mig-23可変後退翼戦闘機でした。
    いわゆるヤラレキャラがMig-23だったのです。
    でも実際にトムキャットに撃墜されていますけどね。
    北朝鮮はそのMig-23を今だに約60機ほど保有し新鋭戦闘機としているわけです。
    アメリカ海軍のグラマンF-14トムキャット可変後退翼艦上戦闘機はもう既に退役済みですが同じ可変後退翼という名前でもアメリカの場合はオート制御の可変後退翼でした。
    旧ソ連製Mig-23フロガー可変後退翼戦闘機の場合はオート制御ではなかったようです。
    名前は同じでもそこら辺りの機能性や信頼性などがたくさん積み重なって来ると結果的に性能差となって現れるのでしょう。
    実際に撃墜されているわけですから。
    おまけでもう一枚添付しておきます。
    アメリカ海軍原子力空母ジョージワシントン飛行甲板上のグラマンF-14トムキャット可変後退翼戦闘機の写真。
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