ステルス機
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アメリカの場合は採用こそされず実験を達成したのみではあるものの推力偏向パドル仕様のジェット排気口もF-18HARVやX-31Vectorで成功しています。
F-18HARVとはHigh Angle of Attack Research Veihcleの頭文字の略で高い迎え角で飛行した場合でも失速して墜落してしまうことのない航空機を作ろうという取り組みで作られました。日本の先進技術実証試験機X-2はこのアメリカが正式採用はしなかったF-18HARVと同じような仕様の推力偏向パドルをジェット排気口として選択しています。
日本の場合はステルス技術を取り入れパドルの末端は鋸状になっていて開発年代が新しい分パドル周りのシステム(アクチュエーターなど)の大きさは遥かに小型化されています。
・F-18HARV(High Angle of Attack Research Veihcle)1994年推力偏向パドルの地上試験中の写真。
・日本の先進技術実証試験中X-2の写真。
・日本の推力偏向パドル周りの資料。
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F-18HARVとX-31Vectorでの高迎え角機動飛行時でも機体制御能力を失わず自在に機体を操って姿勢制御出来る技術はその後のアメリカ製戦闘機⇒F-22ラプターやF-35ライトニングⅡに活かされ現在に至っています。
・F-18HARVとX-31Vectorの写真。
・F-18HARV高迎え角実験機の目指した高迎え角機動飛行の一つ。(赤い機体が在来型戦闘機の機動。只只大急ぎで敵機の後ろに回り込もうと旋回するばかりですが白黒の機体F-18HARVの場合は敵機を睨みゆっくり回転するだけで常に敵機の方へ機首を向けておくことが出来ます。いつでも敵機を撃ち落とせるスタンバイ状態というわけです。しかし在来型戦闘機でこの機動飛行を真似て無理矢理やろうとすればたちまち墜落です。)
・X-31Vector高迎え角実験機のHerbst Maneuver。
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F-2戦闘機と一緒に飛ぶ先進技術実証試験機X-2の写真と日本の先進技術実証試験機X-2が目指す従来型戦闘機にはない高い機動性を達成する構想図を貼ります。
この高機動性を獲得することにより極端に短い距離空間に於いて体勢を急偏向させて短時間のうちに敵機の後ろに回り込み攻撃出来ることを目標に据えています。
パイロットの対抗心から在来型戦闘機がこの飛び方を真似て飛行しようとすると戦いもしないうちに勝手に失速して墜落してしまいます。
太平洋戦争当時の日本海軍の零戦とアメリカ軍戦闘機が遭遇し空中戦を行った場合に度々起きた現象(アメリカ人パイロットの日本人になんか負けてたまるかという対抗意識から零戦の飛び方を真似ようとした結果機動性能に劣るアメリカ製戦闘機では簡単に失速に陥り制御不能となり戦いもしないうちに自分で墜落していった。)と同じようなことが再び起きることになります。
現代の日本の先進技術実証試験機X-2はステルス機に必要とされる国産による諸性能の獲得も目指しつつ推力偏向パドルの技術による高機動性によって素早く敵機の後ろに回り込む技術と常に敵機の居る方向に機首を向けられる姿勢偏向技術を獲得することを目指してます。
日本の先進技術実証試験機X-2の場合はステルス機をも探知出来る探知能力獲得まで目標として要求されていて全体の目標に据えているレベルは世界で最も高いものといっても言い過ぎではないでしょう。 -
世界のステルス機一覧を貼ります。
但し右側から二番目の韓国のものだけは実機すら出来上がってもいない構想だけのものです。
その他の国々(中国、ロシア、アメリカ、日本)のものはすべて実機が出来上がっているものばかりです。
ちなみに日本の先進技術実証試験機(心神改めX-2)は推力偏向装置としてパドルを採用していますが実際の実用戦闘機が作られる時にはパドルであるとは限りません。
ノズルになるかも知れないし二次元式かも知れないし又は三次元式かも知れません。
日本の今は名前の通り様々な国産先進技術を実際に使えるものなのかどうかを試して吟味している最中です。
ここらあたりもお国柄が滲み出ています。
今後軍事的に自分の国の独立性を確保していくためには必要不可欠なステルス技術。
その中には材料技術、電子技術、動力技術など様々な技術が高いレベルで自分の国にあることが要求されます。
特に動力技術も大切な技術です。
持って無ければ他国にいいように振り回されます。
それは間違いなく確実に振り回されます。
裏を返せばこれらの技術を持てない国はステルス技術を持った国からそれを一方的な条件付きで売ってもらうかダメな場合は軍事的に敵対国から一方的に支配されても何も対抗策を講じることが出来なくなります。
平和平和といくら叫んでいても持てない国は持てる国から支配されてしまうのです。
平和ばかりを叫ぶだけで未熟で技術を持っていないことは悪いことなのか?
国の独立性を確保するという意味ではそれは最も悪いことなのです。
太古の昔から歴史の事実では持てない国は持てる国に支配されてしまう。
しかし何の対応策も講じることは出来ないのです。
そのわけは技術を持っていないから準備を怠っているからなのです。
これから先の日本はそうならないように願うのみです。 -
プロペラ機の時代から現代のステルス戦闘機の時代に至るまでいつの時代も共通していえること、それは強力な動力源を自分で作れるようになった国が勝ちということ。
太平洋戦争の前半戦で広大な環太平洋地域の空を支配することが出来た日本海軍の零戦も誕生時から終始強力な動力源を得られないことが悩みの種でした。
戦闘機の大半の部分がどんなに優れていても動力源が非力だったり信頼性が低かったりすると本来の能力は発揮出来ず戦力として寄与出来ないということでした。
それは時代が進歩した現代でも同様であり世界各国でステルス戦闘機開発が進められていますが要はやはり動力源なのです。
工業化が立ち遅れていた後発組の新興工業国ほどこの動力源問題に深刻に悩んでいます。
日本周辺の国では中国や韓国が正にこれにあたります。
技術を持っていない国は技術を持っている国から一方的な条件付きでしかエンジンを売ってもらえないため外交関係としていいように振り回されてしまいますがどうすることも出来なくなる。
その関係が中国の場合はロシアとの間に形成されていて韓国の場合はアメリカとの間に形成されています。
日本もアメリカとの間に同じような関係が形成されていましたが日本人は堅実というか元々熱心にいろいろなことを地道に研究していたため自前の技術に力があり最近ではその関係から脱却し独立性を獲得しようとしています。
その代表事例といえるのが先進技術実証試験機とそのエンジンの自前開発なのです。
中国の場合はいつも同じようなパターンでロシアから最新戦闘機を4機ほど買おうとするのですが売る側にしてみれば4機だけなんて技術流出のリスクの割に利益が少なすぎるため交渉が壁にぶちあたり最終的には24機ほど売るかたちで契約が成立することが多い。
しかしロシア側も中国の足元を見ており最新型は売らず一つタイプの古い型しか売りません。
中国は少数のロシア製最新型戦闘機を買ってコピーして技術をパクろうとしているということをロシアはよく知っているからです。
具体的にいうと中国は広大な空域を戦闘行動範囲としたい国の事情によりロシア製戦闘機の中でミコヤン&グレビッチMig-29フルクラムは選ばずスホーイSu-35Sフランカーとこれに搭載されているAl-41F1Sという三次元式推力偏向ノズル付きエンジンを少数機だけ欲しがっていて紆余曲折の交渉のすえ最近になって少数機だけ売ることをロシアは許可したようです。
理由は中国の未熟な技術力ではここ十年や二十年ほどではコピーは不可能だと判断したからだといわれています。
韓国の場合も似ているといえば似ています。
いつもアメリカから最新型戦闘機を買おうとしますが買った後は契約違反をこっそり犯してまで分解して技術をパクろうとします。
十分な知識もないのに隠れて分解し再組み立てして使おうとするため通常では起きないような不思議なトラブルや事故が頻発します。韓国での不思議なトラブルや事故のニュースが日頃からよく入って来るのはこれが原因なのです。
姑息なことをするのはもうお国柄的に癖になっているのでしょうね。
最近韓国が欲しがっているアメリカ製戦闘機を具体的にいうとロッキード・マーチン製F-35Aを40機欲しがっていて理由がまた稚拙。
理由は日本が長年使用して老朽化したF-4ファントムⅡの代替えとしてロッキード・マーチン製F-35Aを40機購入することを決めたからだといいます。
日本人への只の対抗心が理由なわけでした。
おまけに日本がF-35の共同開発国に加わると韓国も自分も参加したいと言い出しましたが韓国の参加は断られたようです。
そりゃそうでしょう。
韓国みたいに信頼性の低いもの作りしか出来ない国を共同開発国にしたらたちまち開発は失敗するでしょう。
これは世界各国共通の認識だと思います。
・ロシアのミコヤン&グレビッチ製MiG-29フルクラムの写真。
・ロシアのスホーイ製Su-35Sフランカーの写真。
・アメリカのロッキード・マーチン製F-35Aの写真。
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韓国がKFX計画として開発を予定している韓国製ステルス戦闘機を作るために必要な様々な先端ステルス技術は韓国自身は実は持っておらずアメリカから戴こうというむしのいい考え、そうロッキード・マーチンF-35を輸入してF-35から先端ステルス技術を戴こうと目論んでいたのですがF-35に関する主要技術の開示をアメリカがはっきり断ったことで韓国製ステルス戦闘機開発計画は早くも頓挫しています。
おまけに韓国はアメリカから君はF-15に後付けの応急的なステルス技術を付加した改良版F-15SE Silenteagleで十分だろうこれを買いなさいなどといわれてしまっています。
それでも日本がF-35を買うのなら韓国もF-35を買いたいと主張しています。
F-35使用国でF-35に大掛かりな修理やメンテナンスが必要になった場合は環太平洋地域の場合は日本に対応工場を設けることが決まっているようですが大掛かりな修理やメンテナンスが必要になった場合も韓国は日本の対応工場には頼まないアメリカ本国に頼むのだといっています。
費用も多くなり納期も長くなるのに韓国人の頭の中はどうなっているのでしょうね。
単に日本嫌いを表に出したいだけの空回りのプライドでしょうか。
・F-15SE Silenteagleの資料。
・F-35共同開発で日本が受け持つ部分の資料。
・もう日本の自衛隊航空祭では展示されているF-35Aの実物大モックアップの写真2014年百里基地。初号機はもう既に製造中です。 -
日本と同じようにアメリカからF-35を買うといっても日本と韓国では態度や姿勢が全く違います。
F-35が到着する前に自国独自にステルス技術を研究開発し結果として現物で有言実行を内外に証明して見せている日本に対し韓国は自国では何も行わず只只アメリカからF-35が届くことを待ってるだけというやる気の無さ、韓国人のこういうところにもアメリカ人は幻滅しているのかも知れません。 -
韓国空軍の場合は現行主力戦闘機の一つとして134機のKF-16(アメリカが開発したF-16C/Dブロック52にあたる韓国のライセンス生産機)を持っていますが下積みの独自努力をして自前の技術力を磨こうという考え方がほとんど無い韓国の場合はライセンス生産といってもほとんどの部品はアメリカから輸入してとりあえず組み立てるだけという内容であるためトラブルや故障が起きても自前の技術力では解決出来ないことがほとんどで部品交換が必要な場合でも元々韓国人には交換部品を備えておく概念自体が無いらしくまたアメリカから部品を輸入しないと部品交換も出来ない。
別途部品を輸入する資金は予算が無く結局別の機体から取り外し交換部品にあてるという共食い状態が慢性化していて134機も持っていても実際に実働出来るのは十数機に過ぎないという酷い状態で運用されているようです。
正に国家予算の無駄遣いです。
このような状態のため世界中のF-16やF-16の派生型を運用している国々は2020年からはIFF(敵味方識別装置)の更新を予定していてそれが現在進行中なのですが韓国軍のKF-16だけは新型に更新する予算が無いため更新出来ず古いままで使わざるを得ない状況に陥りつつあるようです。
これが意味するところは何かといえば友軍であるはずのアメリカ軍のF-16から見た場合は韓国軍のKF-16が作戦中に飛行していても直接目で見て確認出来ない限り(お互いに高速で飛び交うさなかに目視で国籍マークを確認するのはほとんど無理に近い)敵機として誤認される可能性が非常に高くなるということです。
やるかやられるかの世界なので友軍機から撃墜される可能性が現実のものになる日が来るかも知れません。
同盟国とはいっても発言だけは一人前だが実行力は半人前以下という頼りない国それが韓国なのでした。
・韓国が不法占拠している島根県竹島上空をパトロール中の韓国軍のKF-16の写真。
・もしも日本政府が重い腰をあげて航空自衛隊のF-2戦闘機が対艦対空装備満載で竹島上空を常時警戒監視活動をしたら韓国人は韓国竹島間を行き来出来なくなり兵糧責めに遭うという写真。(日本製の93式対艦ミサイル90式対空ミサイルは優秀ですからね)
・航空自衛隊のF-2A戦闘機とアメリカ空軍のF-16C戦闘機の比較写真。(どちらの戦闘機も対艦対空装備満載状態の同じアングルの写真です。F-2AはF-16Cをベースにしているため非常に似て見えますが良く見るとほとんどの部分は日本での作り直しに近いことが良くわかる写真です。韓国のKF-16と日本のF-2A同じF-16系列とはいってもそれは今の韓国と日本の技術格差を実物で表したようなものです。)
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一言に同じF-16系列戦闘機といっても韓国のKF-16は主要部分はすべてアメリカから輸入して来て韓国で組み立てて完成させただけ。
日本のF-2はベースとなったアメリカのF-16との共通部分は垂直尾翼くらいなものでエンジン以外その他はすべて日本が作り直した別物です。
日本が国産での独自開発をしたいと主張したのに対しアメリカが了解せずアメリカが1970年代に実用化したF-16という既に古くなった設計の戦闘機をベース機体とすることで日米共同開発にしなさいと強引に要求。
自らアメリカの自国開発の戦闘機をベース機体としなさいというからにはこれに関する技術データは当然提供してくれるものと思われましたが(共同開発ですからね)F-2開発の途上になってF-16のソースコード(飛行特性に関するデータ)は渡せないといい出し日本は架けたハシゴを途中で外される形になりました。
アメリカの思惑としてはこれで日本のF-2開発は頓挫し失敗すると踏んでいたようですが少々開発が遅くなったものの日本は自前の技術力で実用化まで成し遂げて見せました。
他の国がこんな目に遭ったらほとんどの場合は開発計画自体が失敗し中止になります。
こういう裏切りにも近い経緯があり空気取り入れ口の形状も含めほとんどの部分を作り直しF-16に非常に良く似た別機が完成しました。
おまけに日本の場合は運用計画から装備品の要求性能まで日本防衛に必要なものは何なのかについてがしっかり考えられていたため搭載運用可能な武器装備品も専用のものを開発しており韓国のような借りて来た戦闘機にはなっていません。同一目標に複数重複して命中しないような能力(一目標に対し一発命中させることが出来る無駄のない能力)も含め命中精度の高い日本のAAM-3(90式空対空ミサイル)やASM-2(93式空対艦ミサイル)は敵戦闘機や敵艦艇にとっては回避し難い兵器です。
もうじきステルス性能とマッハ3以上の高速性能を併せ持ったASM-3空対艦ミサイルも実用化される予定ですからそうなると敵国は更に対処のしようが無くなるでしょう。
・XASM-3空対艦ミサイルとASM-2(93式)空対艦ミサイルとAAM-3(90式)空対空ミサイルを搭載して試験中のF-2A戦闘機の写真。(ASM-3空対艦ミサイルはステルス性能を持たせつつ最大速度マッハ3〜5、射程距離200kmという性能を目標に開発されています。正に一度狙われたら厄介なミサイルです。)
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双発エンジンに双垂直尾翼という姿であるため比較する対象物がない単機状態では一見大柄な機体であるかのように見えますが世界各国が開発しているステルス機の大きさに比べれば1番小柄な小さい機体となります。
F-16戦闘機かF-2戦闘機程度とかなり小型の機体です。
何時になるんだ?何時になるんだ?と多方面でささやかれていた日本製ステルス機の実機の初飛行はいよいよ来月2月の中旬になる予定です。